エンコ殺しってのは、動画の圧縮に適さない動画のことだと思うんだ。
つまり、ソースが細かすぎる模様とか、動きが激しすぎる動画。動画はすごく大雑把に言えば、
・動画ってのはパラパラ漫画みたいなもんで、前後の絵はほとんどコピペで済む
・一枚一枚のパラパラ漫画を拡大すれば、隣同士のピクセルは大抵同じような色
という性質を持っている。んで、まともに全部記録するととんでもない情報量になって、
転送に時間がかかって俺ら涙目。でも、俺らのことが大好きなエンコたんが「情報が少なければ喜んでもらえるんだ・・・
違うとこだけは書いておいて・・・ちょっとだけ違うところとか、全く同じところは
前後の絵とか周りのピクセルから察してもらうことにして、省略して、と・・・」って
情報を削ってくれる。
見た目ほとんど変わらなくて、視聴するために必要な転送時間も減る。
俺ら歓喜でエンコたんもご満悦。だけど、このエンコたんを殺すような動画がある。
動きが激しくて前後の絵とまるっきり違っちゃったり、隣のピクセルと
しょっちゅう違う色になるような細かい模様だったりしちゃうと、
エンコたんは「情報量減らさなくちゃ嫌われちゃうよね・・・でもこれ、
違うところが多すぎる・・・激しく違うところだけ書くしかないわ・・・
普段ならちゃんと書くような違いも省略。。。でも汚く見えるんだろうな・・・
きっと嫌われちゃう・・・」と複雑な思い。
確かに転送時間は減るけど、見た目は汚くて俺ら立腹。
エンコたんはそんな僕らを見て・・・とまぁ、エンコ殺しってのはこういうことだろうと。
要するにエンコードに向いていないということ。例えば動きの激しい動画やノイズの出やすい動画など。
例えば、景色を映した動画の場合だと、晴れ間ならば何ら問題ないが、豪雨や吹雪になると極端に画質が低下してしまう現象が起こる。
同義語としてエンコ泣かせがある。
現在では、技術の進歩が著しく、このような現象は起こりにくくなってきている。
ノイズの出やすい・動きの激しい部分だろうと画質を維持できる(通称「エンコ殺し殺し」)というエンコード法も誕生した。

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最終更新:2025/12/08(月) 11:00
最終更新:2025/12/08(月) 11:00
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