世界各地のディズニーパークのアトラクションで使われている機械人形。端的に言うとロボット。「オーディオアニマトロニクス」という名称はウォルト・ディズニー・カンパニーの商標登録になっている。元々はウォルトが命名した造語とされているが、現在は「アニマトロニクス」が独立した単語として使用されている。
音と動きを同期させて動かすという仕組み。機械の中に磁気テープを組み込み、音と共に電子信号を読み込ませることで音と動きが同期した仕組みを実現させている。
ニコニコ大百科においては既に「アニマトロニクス」の記事が作成されており、ニコニコ動画でリアルなロボットを作った動画などにタグとして付けられていることが多い。
ウォルト・ディズニーがニューオーリンズへ旅行へ出かけた際に見つけた機械仕掛けのおもちゃの鳥に興味を持ち、エンジニアたちに研究・開発させて完成させた。第1号は「dancing man」というバディ・イブセンのタップダンスをモデルにしたもの。
初めてアトラクションに使われたのが1963年にオープンした「魅惑のチキルーム」。オーディオアニマトロニクスを作るきっかけとなった機械仕掛けの鳥たちが活躍するストーリーで、現在は東京ディズニーランドを含む世界各国のディズニーパークで稼働している。
翌年開催されたニューヨーク万国博覧会では、オーディオアニマトロニクスを用いて「イッツ・ア・スモールワールド」と「リンカーン大統領との偉大なひと時」というブースを展開。特にリンカーンのほうはよりリアルさを追求することにこだわり、人間の表情筋を細部まで研究してリンカーンのオーディオアニマトロニクスを作り上げた。現在どちらのブースもパーク内のアトラクションとして移築され稼働している。
もちろん、日本にある東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーでも使用されており、よーく見比べてみると、両パークの開園の差による技術の進歩を感じることもできる。
近年でも技術の開発は進められていて、2011年には演者なしで自立した会話を可能にする「Destini」を開発し発表している。
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最終更新:2024/11/08(金) 15:00
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