カエル積みとは (カエルヅミとは) [単語記事]

カエル積みとは、ぷよぷよにおける積み方のひとつである。「のほほ積み」や雑誌ゲーメスト命名の「バーサーカー」とも呼ばれる。

概要

元コンパイル社員のケロル氏が考案した積み方であったために名付けられた。ちなみにコンパイル社内のぷよぷよのテスト機には、シャレで「カエル積み禁止」という張り紙をしていたらしい。

この名称にちなみ、ぷよぷよ通に出てくる「のほほ」というカエルのキャラクターの積みのアルゴリズムにカエル積みが実装された。セガでもどんぐりカエルがこの積みを継承している。

適当にぷよを右3列に並べていき、運で連鎖を狙うフィーリング積みである。コツは同色のぷよをなるべく3個ずつ固めること。まったく連鎖にならないことも多いが、ときどき6連鎖以上の大連鎖を起こすことがあって好不調の差が激しい。

運の要素が強いので、当然ながらぷよの色数が多いほど不利になっていく。逆に2-3連鎖以上が成立するとまわりにある色の数が減ってくるので連鎖が伸びる確率が上がると推定される。

ぷよぷよ通の時代はCPUが計画的に大連鎖を組んでくることがなかったため、ボスでもなく格下と思っていた「のほほ」に予想もしない大連鎖を受けてトラウマになった者は多い。

初心者同士の戦いならかなりいい勝負になる。むしろ、組むのが遅い、形が汚いなどのまだ下手なぷよらーより強いかもしれない。ちゃんと組んで連鎖できるような上級者にはまず通用しないが、その者のレベルと不運さに応じて関連動画ほどではなくても、似たようなことが起きないとは限らないのである。