クグロフとは、フランスの東北部、ドイツとの国境に位置するアルザス地方の伝統的な菓子のこと。
クグロフ型という外側に斜めの溝がある蛇の目型に、アーモンドと乾しブドウを入れて生地を流し込んで焼くブリオッシュのことで、クグロフ型で焼いたものは全てクグロフと呼ぶ。フランス・オーストラリアのクリスマスにはかかせないものである。
別名はクーゲル・ホフと呼ばれ、クーゲルとはドイツ語で丸い、玉、ホフはドイツ語でビール酵母の意味。かつてはその名の通りビール酵母を発酵させて焼いていた。これが名前の語源になったという説と、リボヴィレに住むクゲルという陶器職人の名が語源であるという説がある。
マリー・アントワネットの大好物で、18世紀に彼女が嫁ぐ際にフランスに持ち込んだと言われている。
有名なセリフの『パンがなければお菓子を食べればいいじゃない?』の『お菓子』とは、『クグロフ』という説もあるようだ。
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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