サムラートとは (サムラートとは) [単語記事]

サムラートとは、「大王」「皇帝」を意味するヒンドゥー語である。

また、世界各地にその名を冠した「Samrat」「Samraat」というインド料理屋が立ちまくっている。「Shogun（将軍）」という名前の日本料理レストランが世界各地に存在しているが、ちょうどそんな感じだろう。

本記事では、中でも東京都で展開しているインド料理レストランチェーン「サムラート(Samrat)」について記載されている。

サムラート(インド料理)の概要

カレー屋というよりは、インド料理屋のレストランです。

タンドリーチキンが、フルサイズだと4000円と、わりと高級感溢れる値段ですが、昼間にいくと、ランチは手頃な値段で食べられます。インド料理屋といっても、メインはやっぱりカレーなので、インド料理店＝カレー屋ってことでもいいような気もしますけど…

1980年に創業されたインド料理店。

オーナーのヨグ・カプール氏は1965年にインドの映画撮影チームの一員として来日。その映画は「インド人の医師が日本人女性と恋に落ちる」というストーリーだったとのことだが、まるでその映画のストーリーのように、カプール氏もある日本人女性との恋に落ちた。そして恋愛の末に彼女と結婚し、日本で衣料品輸入ビジネスを始める。そして1980年、渋谷にインド料理店「サムラート」を開店した。

その後同店はインドから取り寄せた豊富なスパイスと、国内産の新鮮な食材を組み合わせた本格的インド料理を売りとして成長・拡大。南青山にも支店を出すとともに、日本の食券制店舗「家カレー」のビジネスに着目し、都内に3店の「カレーハウス」も出店。さらにカレーやナンのネット通販も行っている。