シンシャとは、漫画及びテレビアニメ『宝石の国』の登場人物である。CV:小松未可子
宝石たちの一人。その硬度は二であり、宝石たちの中でも一番割れやすい身体を持っている。毒を周囲に発生させる特殊な体質を持っており、この毒は草や土を汚染し、宝石に触れると触れた部分が光を通さなくなるため削る捨てるしかなくなってしまう。その上自分で毒を制御することもできないので、自ら孤独に甘んじて夜の見回りの仕事を一人でしている。しかし、夜に月人が襲来したことは過去に一度もないため現状では無益な仕事になっている。そのために自身の存在価値を見出せず、月でならば自分の価値を見出してもらえるかもしれないと考え、日中はあえて危険な場所で過ごし月人に攫われるのを待っている。
体質のせいで宝石たちから避けられ、自身も近づこうとしないため他の宝石たちとほとんど関わりを持つことがない。シンシャ本人もこの体質を恥ずかしく、戦いたくないとも思っている。また、夜の仕事を引き受けてはいるが本心では夜から出たいと願っている。
博識であることがきっかけでフォスと出会い、普段口にすることのない孤独な心情を吐露するまでに至った。フォスについては「わずらわしい」「愚鈍」などと散々な評価をしているが心の底から嫌っているわけではなく、何かと気にかけている。フォスが勝手にした 「シンシャのための仕事を見つける」という約束も、期待しまいと思いつつも淡い期待を抱いている。
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36 ななしのよっしん
2024/04/28(日) 02:06:24 ID: T9v9S6qu6W
結局、フォスとシンシャの出会いは「二人が変わるきっかけ」ではあってもそれでしかなく、最終的にシンシャは穏やかな日々の中でフォスとの過去はどうでもよくなり、時の果てで「フォスの記憶」が燃え尽きる時思い出した他人が「先生」と「みんな」だったのは…なんというか虚しい。出会いと約束自体は確かに意味があったけど、壊し合いにまで至ったのに悠久の時の前ではって。
37 ななしのよっしん
2024/05/07(火) 13:36:35 ID: SdNlyG1lyB
シンシャに必要だったのは新しい仕事でも毒を消すことでもなくてキッカケだったんだろうな、ってフォスが敵になり皆と仲良くなれたときの様子を見て思った。
フォス自身がシンシャの友達になってあげて、毒を過度に恐がらなくてもいいんだ、シンシャは良い子なんだって皆に伝えて、皆とシンシャが仲良く出来るように間を取り持ててたら、或いはシンシャだけにとっては特別な存在になれていたかもしれない。
フォス自身が『他人に認めて貰えるような「自分の存在価値」』を求めていたから、誰かに必要としてもらえる『仕事』に拘泥してしまったのかもな。
まあ全部「あとからなら何とでも言える」というヤツで当時のフォスにはそんなことはわからなかっただろうし、フォスなりにシンシャの為に一生懸命やったことを責めるつもりはない。
ただ、友達になれそうでなれなかったことが淋しい。
38 ななしのよっしん
2024/05/07(火) 23:48:06 ID: 1MfUFW52iy
祈ったあとのフォスは自分の中の人間が石たちを傷つけることを恐れ
石たちが眠った夢の中でも来るはずのない人間の脅威から石たちを守ろうとしてる
これって自分の中の水銀の毒が仲間たちを傷つけるのを恐れ
皆が寝静まった夜に来るはずのない月人の見張り番してたシンシャと重ねてあるだろうに
そのことに特に言及もなく終わったのが寂しい
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最終更新:2024/05/21(火) 12:00
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