スラップ 単語

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スラップ

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 スラップ(英:slap)とは、擬音「ピシャ」などを意味する英語である。主以下の意味などで使われる。

  1. 手打ちのこと
  2. ベース演奏方法
  3. 訴訟のこと。もしくは恫等の意図を持った訴訟のこと。 →スラップ訴訟

この記事では2に付いて解説する。

概要

  • の関節の側面あたりで弦をいて音を出す“サムピング”
  • 人差しや中を弦の下に潜らせて引っり上げる“プル”(もしくは、プラッキング

に組み合わせて演奏する手法である。低音弦をサムピング、高音弦をプルで演奏するプレイヤーが多いが、どの弦をどちらの奏法で演奏するかはプレイヤーしだいである。でも弦を引っり上げて演奏する“サムピングアップ”という奏法もある。
また、構えにも2種類あり、


のように手を横に向ける構えと、

のように手を下に向ける構えとあり、これもどちらの奏法を使うかはプレイヤーしだいである。

日本でのみチョッパーと呼ばれることもある。これは日本に広くスラップが広まるきっかけとなった曲名からとっており、和製英語であるため、日本以外では通じない。

ニコニコ動画の「弾いてみた」系ベーシストではパピヨン誠ティッシュ氏ンヌゥOKなどがスラップを得意としている。

歴史

もともとファンクで多く使われていたテクニックだったが、見た手になることもあり、その後さまざまなジャンルで使われるようになる。

初めてスラップをしたのはラリー・グラハムであるという説があるが、異論も多くあり、実際のところはよくわからない

また、ラリー・グラハムは「スラップ」という呼び方をせず「サムピング&プラッキング」と呼んでいたようである。

日本で初めてスラップをしたのはいかりや長介という説があるが、いかりや長介のはあくまでアタックの強い弾きであり、スラップとは違う奏法である。なお、いかりやチョッパー説は近田夫が広めたデマであると本人が語っている。
日本で初めてスラップをしたプレイヤーも実際のところはっきりしていない。

日本ではティン・パンアレーの「チョッパーズ・ブギ」(演奏後藤次利)という曲でスラップが広まった。しかし当時この奏法にスラップといった名前がなかったため、この曲名をとって「チョッパー」と呼ばれるようになる。教則本によってはスラップとチョッパーは違う奏法と書いてあるものもあるが、その定義はあいまいである。

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