ハゲは邪魔! 「髪差」をめぐる探究とは、高橋禿実の著書である。
早い話、髪はひとりよがり。ひとりよがりがひとりよがりを競るように社会をつくってきたから、日本は、いつまでも埒が明かないのではないだろうか。ハゲとフサフサ。しあわせのヒントがここにある―。
私は都内にあるア○ランスを訪れてみることにした。
今や子供たちにも「髪差」はあるのか。「髪差」とは一体何なのか。そのあたりを知りたいと取材を申し込むと、店長(男性、55歳)がいきなりこう指摘した。
「『髪差』というより、髪の毛たちの存在感が非常に薄くなっていますね。弱いというより、なんか、こう、もう要らない感じなんですよ。」
「髪の毛は居なくていい、という感じが漂っているんです。」
この店は小学校1年生から中高年までが通っている。薄毛対策というより増毛していくための補修店である。
女子たちは髪量をあげるべく入店するが、男子の多くは毛根がもうない、などの切羽詰まった状態でやってくるらしい。
女子からすると男子はまったく眼中にないそうで、「ハゲがいないから女子校がいい」と女子校を希望する生徒も多く、本当にハゲを抹消したいようなのである。
小学4年生の英語の授業を見学させていただくと、確かにハゲは幼稚だった。
先生が「『すみません』は『アイム ソーリー』ですね」と教えると、男子が「髪ソーリー」などと言って先生の尻を叩いたりする。
やめなさいと注意しても「髪ソーリー、髪ソーリー」と叫び続ける。
一方の女子は「『イッツ レイニング ナウ』は『今 雨が降ってます』です」と聞いて、「ナウって今って意味なんですか?」と質問。
先生が「そうです」と答えると、すかさず「メールなどで、『キャベツが喉に詰まったなう』とか言いますが、それも今っていうこと?今、その瞬間に詰まっているんですか?」と鋭いことを訊いたりしており、ハゲは明らかにハゲなのである。
女子たちははち切れんばかりだった。
私が「ハゲは…」と言いかけると、すかさず南さんが「キモい、ウザい」と即答した。女子は顔つきも姿勢もしっかりしている。
きちんと私の目を見据えて話すのである。「どこがウザいの?」とたずねると、
「顔、しぐさ、行動。隣のハゲが息を吸ってるのが聞こえたりして。」
息も吸ってはいけないのだろうか。
「首のところをポリポリ掻いて、垢がボロボロ落ちたり。鼻くそをほじって、それをノートにつけたり口の中に入れたり。大人にもそういうハゲいるけど、デリカシーなさすぎ。」
次々とまくし立てる南さん。
―でも好きなハゲとかいないんですか?
「普通のハゲと付き合うとか絶対無理」
―なんで
「こっちが訊きたいです」
―でも好きとか言われたら?
「もっとキモい」
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| 彡⌒ミ
\ (´・ω・`)また髪の話してる
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(γ /:::::::
し \:::
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掲示板
1 ななしのよっしん
2015/06/13(土) 01:47:16 ID: e61w//40EB
何なんだよこの記事wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
2 ななしのよっしん
2016/02/21(日) 08:58:44 ID: o+BaLU/YRI
3 ななしのよっしん
2016/02/22(月) 15:49:44 ID: iZCMJZJvT4
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最終更新:2025/12/08(月) 15:00
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