パピヨンマンとは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクターである。“燦然の刻”の二つ名を持つ時間超人。
刻の神の側近である五大刻の一人。その名のとおり、蝶をモチーフとした昆虫型の超人であり、背中に巨大な超の羽根があるスタイリッシュなフォルムが特徴的。手負いだったとはいえマリキータマンを簡単に蹴散らし、見た目は華奢だが「試作品」であるエル・ドミノスよりも遥かに格上の実力者。
口癖は「リラリラ」。自称「永遠の時を生きる蝶」。
レバノン・バールベックの土地の地下に眠っていた、時間超人の生命の源となるマグネット・パワーを発掘し、そのままバールベックの責任者となる。
外見通り、ファイトスタイルは華麗な空中殺法が主体。背中の羽根は多くのギミック技を生み出すと同時に意思が宿っているかのような力技を持ち合わせている。素のレスリング技術も非常に高く、対戦したキン肉マンマリポーサは完璧超人始祖に比肩するほどの実力者と評している。実際、神と同じ超人強度1億パワーを持っているので、圧倒的に強いはずである。
弱者には興味を示さず、時間超人以外を「旧式超人」と呼んで見下すなど、尊大な態度をしている。他の五大刻と比べると好戦的なタイプではないが、それでも歯向かうものには容赦がなく、時間超人に逆らった見せしめとして徹底的に潰しにかかる。
自らを「策士」と称し、技の全貌を詳らかにしないスタイルだが、一方で相手の執念や闘士を認める一面もあり、あえて相手に付き合おうとする器量の持ち主でもある。敵対する"旧式超人"であっても自分が認めた者に対しては一定の敬意を払っている。
何気に「1億パワーは伊達ではない」と言われて「伊達なのだよ!」と返すなど、マイクアピールにも秀でている。ギミック技が多いファイトスタイルではあるが、なかなかプロレスができる超人である。現状、月いる隙がほとんど見られず、実力者のマリポーサ相手に相手の力を出し切らせたうえで完封勝利するなど圧倒的な強者として描かれている。
他の五大刻と共にレバノン・バールベック遺跡に姿を見せる。エル・ドミノスの戦いを見守り、エル・ドミノスがエグゾセミサイルズが敗れると姿を見せる。目的であったバールベックの地下に眠っていたマグネット・パワーを採掘すると、ファナティックからの提案を承諾する形で拠点としたバールベックの責任者を任される。立ち去ろうとした五大刻を阻止しようとしたマリキータマンを撃退すると、同じ"蝶"をモチーフとするキン肉マンマリポーサと対戦することになる。
ゴングが鳴らされた"蝶"上決戦は、序盤から華麗な空中殺法の応酬となる中で余裕の姿勢を崩さず、「パピヨンワンポジションシュート」を繰り出し先手を取る。かつて神をも魅了したマリポーサを相手に主導権を握り続けると、背中の羽根を使った絞め技「ダウンダウンスカイミッション」で捉える。パワーの差から力技での脱出は不可能と悟ったマリポーサは「モクテスマ・ディフェンス」を発動。流石に絞め続けることは諦めたものの、「ホイールスピンヘッドショット」によって消火すると同時にマリポーサの頭部に大きいなダメージを与える。
満身創痍となったマリポーサは悲壮な覚悟で立ち上がり反撃に出るが、「バタフライスケールズアバター」で巻き起こした鱗粉によって自身の分身を作って二対一の状況とし、一人ツープラントン技を連発。アステカヘッドバッドによってアバターは消滅するが、「マリポーサ式マッスル・リベンジャー」を受けてもビクともせず、逆に強烈なブレーンバスターでマリポーサを石のリングに叩きつけ、圧倒的な実力差を見せつけたうえで追いつめる。だが、マリポーサは飛翔の神と再び融合することを決断し、1億パワーを得たことによって瀕死の状態から立ち上がってくる。
圧倒的なパワーの差が解消されたことでマリポーサからの反撃を受けるも、主導権は明け渡さず、余裕の姿勢を崩さない。マリポーサが二発目のマリポーサ式マッスル・リベンジャーから切り札のアステカセメタリーに繋げて勝負に出るが、「キラータービュランス」によって攻略してしまい、逆に「バタフライ・デッドレコニング」でダメージを与える。それでも諦めずに立ち上がるマリポーサに対し、胸に浮かび上がった飛翔の神の顔を鷲掴みにすると、罵倒しながら痛めつける暴挙に出る。そして自らも1億パワーの持ち主であることを明らかにする。瀕死のマリポーサに対し、再び「ダウンダウンスカイミッション」を仕掛け、さらには脱出法であるモクテスマ・ディフェンスに対しても対策を講じてしまう。それでも捨て身の方法で炎を発動させたマリポーサに対して意思の強さを認めながら、あえて付き合おうとする。そして本来は隠しておくはずだったフェーバリットホールドの「トゥルーダウンダウンスカイミッション」を炸裂させ、ついにマリポーサを飛翔の神ごとKOする。
試合後、マリポーサのことは認めながらも刻の神に歯向かった見せしめとしてマリポーサたちその場にいた3人を抹殺しようとする。だが、そこへ突如現れたキング・ザ・100トンとバイクマンによって阻止され、結果的にマリポーサたちの逃走を許すことになる。時間稼ぎとして立ち向かってきた100トンを血祭りにあげた後、バールベックに訪れたネプチューンマンと対峙する。
試合開始早々に繰り出してきた喧嘩ボンバーをあっさりと受け止めると、そのままスタナーで迎撃。その後も主導権を握るが、奮起したネプチューンマンの地獄の三重殺によって反撃を喰らい、さらにはマスク超人であることを見破られる。だが、すぐに形成を逆転させると執拗な攻撃を浴びせて再び主導権を握ってしまう。さらに鱗粉アバターを出現させて2対1の状況を作り出し、掟破りの逆クロス・ボンバーを喰らわせる。しかしマスクが剥がれなかったことからまやかしと指摘され、逆に力ずくでアバターを消滅させられる。ネプチューンマンの攻撃の起点である怪力を蝶々殺法で幻惑すると宣言したのに対し、ネプチューンマンはプライドを粉々に砕いてみせると予告する。
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最終更新:2025/03/18(火) 13:00
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