エクサベーターとは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクターである。“黎明の刻”の二つ名を持つ五大刻のひとり。
刻の神に従う時間超人であり、その幹部的な立場にある五大刻の一人。口癖は「ザクザクザク」。
名前の由来は「ショベルカー」「堀削機」であり、その名の通り右腕がショベル状となっているのが大きな特徴となっている。つまりは重機系超人である。
登場初期は目元がネプチューンマン仮面のようになっており、コスチュームも半ズボンというスタイルだったが、再登場した際には目元が左右に分かれ、片足だけ半ズボンとなり、口元が露出され、全体的にスタイリッシュなデザインに変更されている。
戦闘スタイルは見た目のとおり、右腕のショベルハンドを使った肉弾攻撃が中心であり、自ら「血に飢えた」と豪語するなど残虐性の高い打撃攻撃を繰り出す。さらには岩をえぐって投げたり、味方をショベルの中に入れて射出したり、クッションに使って防御として使用するなど、なかなか汎用性が高い。しかし、戦いを描かれたのがタッグマッチだったこともあって個人としてのフィニッシュホールドを出さずに試合が終わってしまい、超人強度1億パワーの持ち主ながらもシングルプレイヤーとしての実力は未知数のままとなっている。
自らが生み出した時間超人であるザ・ガストマンに対しては、冷静にアドバイスを送って自信をつけさせたり、劣勢になったときも無駄に叱咤せずに落ち着かせようとしたり、失敗を咎めずポジティブな言葉を送り、ガストマンの頭部にキスをするなど高いリーダーシップを見せている。そんなガストマンからもキスを受け入れられている「旦那」と呼ばれて絶大な信頼を寄せられている。途中でガストマンを見限る、裏切ることも予想されていたが、そんなことはなくガストマンとの師弟の絆の深さは維持し続け、男気と潔さを持った良き指導者というキャラクターを貫き通した。
原作者はガストマンとのタッグを読者に憎まれるように描きたかったらしいが、作者の意に反して読者からはほっこりするコンビとして人気があり、SNSで戸惑う事態となっている。
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https://twitter.com/yude_shimada/status/1957111819023356004
レバノンのバールベック遺跡に出現すると、エル・ドミノスが敗れた後に他の五大刻と共に姿を露わにする。バールベックにパピヨンマンを残してマグネット・パワーの採掘にアメリカ・カリフォルニア州のモハーヴェ砂漠へと向かう。
その後訪れたキン肉マンとミートの前に現れると、砂漠に置かれた巨大メガホンのオブジェの正体が天界から地上に廃棄された超人製造機であることを明らかにする。刻の神が再び機能するように復刻させたという"降誕のメガフォン"から新たな時間超人ザ・ガストマンを誕生させると、キン肉マンにガストマンと戦うように要求。さらには、ガストマンを倒すことができれば今度は自分と戦うよう主張する。そこへ、キン肉マングレートの姿をした謎の超人がキン肉マンの助っ人として現れる。グレートからタッグマッチを要求されると、これを承諾。ガストマンとのタッグチーム「インダストリアルレボリューションズ」として、キン肉マン&キン肉マングレートの「マッスル・ブラザーズⅢ」と対戦することになる。
キン肉マンが先発で出てきたことで自ら出陣し、早くもチームリーダー同士の対決となる。しばらく戦いが続いたが、グレートとの息の合ったコンビネーションを繰り出され後手を踏み、さらにグレートの華麗な空中殺法による蹴り技を受け、ガストマンと交代。だが、グレートの攻勢の前にダウンを許すなど主導権を握られ、功を焦るガストマンのポテンシャルに対する信頼を強調することで自信を回復させると、タッグとしての連携を次々とグレートに繰り出し、ダメージを与える。その後、ガストマンがグレートの罠にかかってキン肉マンのキン肉バスターに捕らえられたときは激励して技を攻略させ、変形のキン肉バスターを受けたときは咄嗟にショベルハンドを使ってフォローし、致命傷を避けている。立ち上がったガストマンと共に反撃に出ると、ツープラトン技「アセンション・オペレイション」でマッスル・ブラザーズⅢにダメージを与える。しかし、マッスル・ブラザーズⅢはさらに息を合わせた見事なコンビネーション技を連続で繰り出し、劣勢に立たされる。まるで未来を読んでいるような動きとマスクの血の跡から鍵穴のような模様が浮かび上がっていることからグレートの正体が刻の神が太古の昔に生み出した時間超人ではないかと推測。真相を確かめるため、グレートの正体暴きに照準を絞る。キン肉マンの「肉のカーテン」によって防がれ、さらに反撃を受けるが、時間超人観まで語るグレートに対してますます不信感を持つ。ガストマンと共にさらなるツープラトンで追い詰め、最大出力の「アセンション・オペレイション」でマッスル・ブラザーズⅢを仕留めにかかる。逆転を狙ったマッスル・ブラザーズⅢの「マッスル・ドッキング」に対しても対応をしキン肉バスターとキン肉ドライバーの位置を逆にさせたことで合体を阻止したかと思われたが、さらなる強力技の「マッスル・ドッキング・ケミストリー」によって2人そろって失神KOを喫し、敗れる。
試合後すぐに意識を取り戻すと、キン肉マンに対して潔く強さを認めつつ、グレートには改めて試合中に発した疑問点について問う。その後、グレートから自分たちの時間超人としての思想が偏り過ぎていることを指摘され、これからまだ大事な仕事をやるためにファナティックがいるサグラダファミリアへ向かおうとしていることを告げられる。ガストマンには時間超人の在り方を再考したいという意思を説き、共存の道を模索したいというキン肉マンに対しても「興味深い観察対象」として対話に応じる姿勢を見せ、ガストマンと共にグータッチを交わすのだった。
掲示板
24 ななしのよっしん
2025/10/31(金) 16:38:49 ID: 1ge3U169Ol
五大刻最弱の可能性…というのは否定しないけど大番狂わせたるカオスこと3代目キン肉マングレートがやってきたから何とかなったがもし本来の想定通りシングルマッチ、かつガストマンとの連戦なんてやられてたらスグルは今頃死んでたんだろうなと
25 ななしのよっしん
2025/11/15(土) 15:20:14 ID: FpUhY3W0/z
腕ショベル以外特徴ないのにそのギミックも別に強くない
1億パワーとか言ってもスグルもカオスも大してダメージ受けてないしガストと同時KOで特別頑丈な訳でもない
顔見せの時点でこのデザインで強キャラは無理でしょって言われてたけど前評判は覆せなかったな
26 ななしのよっしん
2025/12/01(月) 10:23:05 ID: tHXIJZ4efE
パピヨンもエンデもメンタル弱めでペシミは諦観気味
旦那メンタルが強え五大刻なのか?
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最終更新:2025/12/11(木) 11:00
最終更新:2025/12/11(木) 11:00
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