ブランデンブルク協奏曲 単語


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ブランデンブルクキョウソウキョク

ブランデンブルク協奏曲とは、J.S.バッハによる協奏曲集である。正式な名前は「種々の楽器のための6つの協奏曲」で、ブランデンブルク辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈され、そのことからブランデンブルク協奏曲と呼ばれる。

概要

ケーテン時代(一部はヴァイマール時代とも)に独立作曲された6つの協奏曲をまとめたもので、バッハはケーテンの宮廷楽長の次の就職口を探すためにブランデンブルク辺境伯にこの曲集を献じたらしい。

曲の構成

6つの協奏曲はおおよそ急緩急の3つの楽章(第1番だけ4楽章)からなり、それぞれ独奏楽器群が異なる。

第1番ヘ長調 BWV1046exit_nicovideo

独奏楽器は2つのホルン、3つのオーボエ、ヴィオリーノ・ピッコロ(小ヴァイオリン)。

第2番ヘ長調 BWV1047exit_nicovideo

独奏楽器トランペットリコーダーオーボエヴァイオリン。とくにトランペットは高音域のフレーズが多く、バッハの時代のナチュラルトランペットバルブがない)では高い技巧が要される。

第3番ト長調 BWV1048exit_nicovideo

独奏楽器はとくになく、3つのヴァイオリン、3つのヴィオラ、3つのチェロと通奏低音で演奏される。

第4番ト長調 BWV1049exit_nicovideo

独奏楽器ヴァイオリンと2つのリコーダー

第5番ニ長調 BWV1050exit_nicovideo

独奏楽器チェンバロヴァイオリンフルート。合奏曲におけるチェンバロといえば通奏低音、という常識を覆した作品。

第6番変ロ長調 BWV1051exit_nicovideo

独奏楽器はとくになく、2つのヴィオラ、2つのヴィオラ・ダ・ガンバ、2つのチェロと通奏低音で演奏される。ヴァイオリン涙目

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