ブルボン=ボーパール家(The house of Bourbon-Bhopal)、ブルボン=ボパール家、ボーパール=ブルボン家、インドのブルボン家とは、あるインドの一族である。現在の当主はバルタザール・ナポレオン。代々インドで暮らしているが、なぜか、ブルボン朝の一族を名乗っている。
インド、ボーパール州の富豪の一つ。ブルボン公シャルル3世の子、ジャン=フィリップ・ド・ブルボンの子孫を名乗っている。
伝承によれば、ジャン=フィリップ・ド・ブルボンは決闘で貴人を殺してしまったためにフランスから逃亡し、その航海の途中で海賊に捕まって奴隷としてエジプトに売られ、エチオピアの軍隊に所属することになり、そしてなんやかんやでムガル帝国の皇帝アクバルに軍人として仕えることになったのだという。[1]
西欧の記録からは少なくとも19世紀末にはその存在が確認されるが、少なくともフランスの史料ではシャルル3世に子はいないことになっている。
ユーグ=カペーにつながるかどうかはともかく、ムガル帝国内ではラージャの称号を与えられ、一族からはボーパール王国の宰相も輩出している名門の一家である。その一方で、遡る限りキリスト教を信仰し、名前もキリスト教徒風の(そしてフランス人風の)名前を名乗り続けていた歴史ある一族である。
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最終更新:2024/12/22(日) 11:00
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