マツダ・カスタムキャブとは、マツダが1989年から1995年に製造をしていた乗用車である。主にタクシー専用車として使われていた。
マツダの小型タクシー仕様は、カペラであったが1982年に登場をした三代目モデルから駆動方式がFRからFFに変更をしてからは積雪地では好評であったが、FF駆動方式の整備性の悪さにタクシー業界では敬遠をされ好評だった二代目モデルよりもシェアを落とした。また、一般のカペラユーザーからも「タクシーと同じ形」が嫌われる要因となった。
そこでマツダは苦肉の策として、1981年にデビューをし1986年に生産を終了をした四代目ルーチェをベースにしたがルーチェの全長は4640mmで中型車基準となるが、前後デザインを変更とバンパーもベースよりも小さくし、全長が4590mmとなり小型車基準となった。エンジンは直4気筒の2000ccのLPGエンジンのみ、ミッションも5速MTと4速ATが用意される。当時小型タクシー仕様のAT車は3速ATになるのに対して唯一の4速ATになるのも売りとなった。主に西日本で販売が多かった車種でもある。
1991年にカペラは廃止されて以後はカスタムキャブがメインとなった。
1992年に個人タクシー向けのグレードが登場。同時にシリーズでもハザードスイッチの位置を変更とブレーキの制動能力がアップされた。
1995年にモデル廃止。これはマツダの販売不振によりタクシー市場への撤退に伴うものでもある。また翌年の1996年より実施される衝突安全基準をクリアできないためでもある。
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最終更新:2025/12/06(土) 22:00
最終更新:2025/12/06(土) 21:00
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