マラーター同盟(マラータ同盟)とは、18世紀から19世紀初頭にかけてインドにあった国家集合体、同盟である。マラーター連合、巨大化してからはマラーター帝国とも呼ばれる。
マラーター王国(マラータ王国)を中核としてできた同盟である。マラーター王国の宰相がその中心となり、諸国と同盟を結んでできた。
当初、ムガル帝国によって王国が滅ぼされるがその後のムガル帝国の内乱と共に復活。ムガル帝国の混乱に乗じて、勢力を拡大しデカン高原を越えて、北部へ進出し、ムガル帝国やデリーも支配下に置いた。
この頃の支配人口は1億5千万人を越えて、清に次ぐ世界第二位となり、支配領域もデカン高原を中心として、インド亜大陸の中央部を覆っていた。
だが、アフガンからやってきたドゥッラーニー朝との戦いで大敗を喫して、国力が衰退する。更に、インドに足掛かりを得たイギリスと三次にわたるマラーター戦争によって、同盟下にあった諸国の一部は藩王国となり、それ以外は東インド会社の統治地域に組み込まれて、同盟は消滅した。
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最終更新:2024/04/24(水) 03:00
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