ヴォーギングとは (ヴォーギングとは) [単語記事]

ヴォーギングとは、ファッション雑誌「VOGUE」にありがちなポーズを織り交ぜたダンス形態である。

概要

踊りに最適とされているBPMは、ハウスの相場でもある120～138くらい。

1960年代のアメリカが発祥と言われており、同性愛傾向が強いダンサーを中心に、都市部のディスコシーンで広まる。
一般にも知られるようになったのは、1990年に、マドンナがその名もずばり「VOGUE」という曲を発表し、そのPVで披露したあたりから。
日本では、かつてmotsuが率いていたMORE DEEPが代表格と言われている。

一口にヴォーギングといっても、マドンナが広めた前後で様式に差があり、
オールドウェイと呼ばれる、一般に広まる以前のスタイルは、左右対称、かつ精度と流麗感のある動作が特徴だった。
一般に知られて以後のニューウェイでは、動作の幅も広がり、体のひねりや、幻想的、幾何学的な手先の動作が強調されている。
1990年代後半になると、さらにジャンプ、アクロバットなどを加えたフェムスタイルも開発された。