三鷹ストーカー殺人事件

三鷹ストーカー殺人事件とは、2013年10月8日に発生したストーカーによる殺人事件である。

※事件の事情に伴い、被害者の名前は伏せて記述する。

概要

犯人は以前交際していた被害者の女子高生に対して何度も復縁を迫っていたが、携帯電話が着信拒否されるなど拒否されてしまう。

犯人は殺害を決意し、関西から関東に上京。被害者の周辺でストーカー行為をはじめ、日中で留守中に被害者宅に侵入。クローゼットに潜んで被害者が帰宅するのを待ち、夕方に被害者が帰宅すると事前に購入してあったペティナイフで複数回刺して、殺害。

その約1時間半後に、犯人は警察官に血痕を見とがめられ、職務質問ののちに緊急逮捕された。

2017年に懲役22年が確定。

警察の対応の問題

被害者とその家族は犯人が迫っていることに気が付き、学校を通じて警察に相談しており、さらに犯行当日には家族で警察署を訪れて相談している。

しかしながら犯行を防ぐことはできず、殺害という最悪の結果となってしまった。

リベンジポルノの発生

犯人は殺人に及ぶ前にインターネットの動画サイトに被害者の写真や動画を投稿していたことが報じられている。

いわゆるリベンジポルノであり、このことが知られると報道機関も被害者の名前を伏せて報道するようになった。

翌2014年にはこの事件の影響を受けてリベンジポルノを罰する法律が成立している。

関連項目

• ストーカー
• 桶川ストーカー殺人事件
• リベンジポルノ
• 事件・事故の一覧

関連リンク

• 私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律 - 法令検索