仆

仆とは、たおれるという意味の字である。イトとは無関係。

漢字として

仆

Unicode

U+4EC6

JIS X 0213

1-48-29

部首

亻部

画数

4画

𧻳

Unicode

U+27EF3

部首

走部

画数

14画

意味

前にたおれる、たおす、殺す、つまづく、落ちる、傾倒する。

〔説文解字・巻八〕には「頓（たふ）るるなり」とある。朱駿声によると前に倒れるのが仆で、後ろに倒れるのが偃。

字形

形声で声符は卜。訃など卜にはフの音がある。

音訓

音読みはフ（漢音、呉音）、ホク（慣用音）、訓読みは、たおれる、ふす。

規格・区分

常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。

語彙

仆偃・仆臥・仆僵・仆然・仆倒・仆頓・仆滅

異体字

• 𧻳は、〔集韻〕に仆と同じとある異体字。
• 䞳は、〔集韻〕に仆と同じとある異体字。〔説文〕には（似た意味の）別の字として載っている。ほかにも踣などの異体とされる。
• 僕の簡体字でもある。