勤労奉仕

お国のためにタダで働け

　組織のためにタダで働け

　　社会のためにタダで働け

勤労奉仕とは、公共的な目的を達成させるために無償で働くことである。

概要

日中戦争時の農村や工場の労働力不足を補うために1938年（昭和13年）6月文部省通牒「集団的勤労作業運動実施ニ関スル件」で中等学校以上の学徒に対し勤労奉仕（年間3～5日間）を義務付けたが、第二次世界大戦中、日本では戦況悪化により労働力不足が深刻になり、学徒を強制的に働かせた（1943年<昭和18年>6月閣議決定「学徒戦時動員体制確立要綱」）。翌1944年（昭和19年）1月、戦局が悪化により「緊急学徒勤労動員方策要綱」を閣議決定、年間4ヶ月間に渡る継続を決定、同年3月、通年実施化、同年5月文部省は「学校工場化実施要綱」を発表し、本格的な動員体制が固められた。

現在は国家事業や災害救助活動への協力、生活環境向上運動など。今は「ボランティア」という言葉が普及したためにそのように言われる。

関連項目

• 日本国憲法第27条