村とは、以下のことを表す。
地方自治法で定められた地方公共団体。市や町と同様、都道府県に含まれる。市や町には、そうなるための要件がある一方で、行政村にはそういった要件がない。行政村の首長は村長である。
市町村の記事を参照。
2024年現在において、日本には183の村がある。(北方領土の6村を含めると189)
※1718市町村(市 792 町 743 村 183) ※北方領土の6村を含めると1724。
家屋が少なく密集度の低い集落で、そこに暮らす人々の生計が農業や漁業などの第一次産業によって支えられているという特性がある。密集しているものは集村、分散しているものは散村と呼ばれる。
林業が中心なら山村、農業が中心なら農村、漁業が中心なら漁村と呼ばれる。
その他、畜産・狩猟・養殖なども行われている場合もある。
自然が豊かで人が少ないといった意味で田舎(都会ではないところ)と一緒くたにされる場合も多いが、現地の住所を調べると合併や昇格などで市・町といった扱いになっている、それ全員で見ると人口が割といるなどの例もあるため、村っぽい=村とは一概には言えない。
広大な山林など面積規模だけでいえば下手な区や町より大きいこともあるが、過疎化・高齢化で有効に管理されていなかったり交通網が限られる、手入れする人が居ないなど有効活用されているとは限らない。
海外においては電気・水道といったインフラの無い場所も珍しくない。
ごく稀にテレビなどで雑学のように紹介されるが、東京都にも村はある。
(例)西多摩郡檜原村など。海を渡れば小笠原諸島の小笠原村や三宅島の三宅村などもある。
人手不足から家や仕事付きといった比較的好条件で移住者を募っている場合もあるものの、田舎独自の面倒なルールや価値観・仕事を強制される、ストレス、村八分から結局逃げられる、SNS等で実情がバレて一層人が来ないといったパターンもあるなど、誘致する側のセンス・アイデアも大きく問われる。
田舎と同様に、都会から離れた自然豊かな舞台として描かれる場合が多い。
村そのものが舞台となっているもの、主人公が観光や仕事・探索に訪れるものまで様々。
自然豊かな環境はアウトドアや都会と異なる雰囲気を活用しやすい。
RPGにおいては定番。宿屋や情報収集・クエスト・拠点としてあるある。
山奥など人目や交通網も少なく、洗脳された関係者が結託すれば(悪い意味で)割と何でもできてしまうことから、ホラー作品においては因習村と呼ばれたり便利な舞台として架空の村が使われることもある。
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最終更新:2024/10/07(月) 01:00
最終更新:2024/10/07(月) 01:00
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