合掌捻り 単語

ガッショウヒネリ

合掌捻りとは、相撲の決まり手の一つである。

概要

相手の首、または胴体の後側で両手を組んで左右どちらかにひねり倒す技。

名前の由来は、技の掛け手が両手を組む様子が合掌しているように見えるということから。実際にはガッチリロックするのでとても合掌には見えない。

2022年11月21日大相撲九州場所九日玉鷲vs宇良戦で玉鷲が決めた。一見すると類似の技である「徳利投げ」のようにも見えたが、実際にアナウンスされた決まり手は合掌捻りだった。

幕内の土俵としては3度記録がある。今回の玉の前は1965年に(奇しくも同じ)九州場所九日で大心が前田に決めて以来57年ぶり。十両の土俵では2度記録があり、最近のものでは1987年場所で琴富士南海龍を相手に決めている。

ちなみに合掌捻りと徳利投げが別の技として定義されたのは2000年の決まり手改定でのこと。それまでは1957年の決まり手制定から両方ひっくるめて合掌投げと呼ばれていた。

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