寺脇康文とは (テラワキヤスフミとは) [単語記事]

寺脇康文(1962年 2月25日～)とは、大阪府出身の俳優・タレントである。

概要

高校を卒業後にアルバイトをしていたが、アルバイトの給料を見て愕然とし俳優の道を目指すようになる。
名古屋の俳優養成所でオーディションを受け、合格し入所。
養成所卒業後、上京して1984年に三宅裕司主宰の劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」（SET）へ入団。1994年に退団をして企画ユニットを立ち上げる。
その後俳優として映画やドラマに出演をすることが多くなる。

憧れている俳優に水谷豊と松田優作を公言しているが、水谷とは『刑事貴族』と『相棒』で競演を果たしている。特に『相棒』での亀山薫役は、はまり役となった。
その他にも2011年前半の連続テレビ小説『おひさま』では、主人公・須藤陽子の父・良一役を演じている。

また1996年からTBS系列の生放送のバラエティ番組『王様のブランチ』の初代司会者として活躍をし、舞台の仕事が入っていても休まずに2006年 12月放送の第550回まで出演をし続けた。

SET時代はコメディアンとしての活動をしていたことがあり、ダウンタウンがメインの番組のコントで岸谷五朗らと共に「サルマタ星人」（全身タイツ&サルマタ姿の宇宙人）というキワモノ悪役キャラを演じていた。番組自体が不振を極め3ヵ月の短命に終わった、という要素もあるが、現在の芸能活動の観点からもこのことは黒歴史扱いされている。