対内国際化(対内グローバル化)とは、自国内において、自国の制度慣行や意識の変更を通じて外国人や外国資本との共生・活用できる基盤をつくることで自国の経済活動を発展させようとする試みである。内なる国際化ともいう。
近年はグローバル化に伴い、多国間を往来する人が増加していることから、その人たちを停滞した自国の経済の起爆剤として活用とする試みがある。一つは観光客の誘致、また一つは外国人労働者の導入がある。
しかし、グローバル化は受け入れ側との間で様々な軋轢や問題を生む。それはその国独自の制度慣行だったり文化の違いや意識だったりする。これを内側(自国側)から改善・変更し、お互い共生ができるようにすることが対内国際化と言える。
最終的には外国人の権利をどこまで認めるべきか(外国人参政権や移民)という問題に行きつくので賛否両論がある。どちらが正しいということでもないのでどのように時代に向き合うか国民それぞれが考えていく必要があるだろう。
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最終更新:2025/12/10(水) 19:00
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