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小川泰弘(おがわ やすひろ、1990年5月16日-)とは、愛知県出身のプロ野球選手投手)である。現在東京ヤクルトスワローズに所属。

概要

成章高校ではエースとして3年センバツに21世紀で出場。初戦で駒大岩見沢高校に2失点完投勝利し、創部103チーム甲子園勝利を挙げた。3年愛知県大会の決勝で敗退。

創価大学に進学すると、1年の関東代表決定戦で菅野智之を擁する東海大相手に完封勝利を収め注を集める。2年からは投手となり、通算36勝3敗(35完投22完封)、東京大学野球連盟新記録となる防御率0.60リーグMVP5回という成績を残した。

2012年ドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズ2位名され入団。名直後からファンの間でも注度が高く「名誉ドラ1」などと言われた。

左足を大きく振り上げる、ノーラン・ライアンのような投球フォームから「和製ノーラン)ライアン」「ライアン小川」と呼ばれている。ちなみにノーラン・ライアン(現ヒューストン・アストロズ エグゼクティブ・アドバイザー)本人認である。

ヤクルト時代

2013年キャンプから高い評価を集め、開幕ローテーション入りを勝ち取る。4月3日広島東洋カープ戦でプロ登板・初先発し、7回2失点(自責0)でプロ勝利ルーキーの初勝利一番乗りとなった。6月22日広島戦では新人投手の中では一番乗りとなる完封勝利チームが低迷する中、小川は順調に勝ちを重ね、最終的に「16勝4敗 防御率2.93」という好成績どころか最多勝・最優秀勝率投手新人王タイトルを獲得した。


2014年開幕投手となり、6回1失点シーズン勝利を挙げる。しかし4月18日阪神タイガース戦で右手を負傷骨折し、長期離脱。7月に復帰しシーズン閉幕までローテーションを守り、9勝を挙げた。


2015年は2年連続で開幕投手を務めたが勝敗はつかなかった。この年は2年ぶりに2桁勝利を挙げ14年ぶりの優勝に貢献した。オフ藤浪晋太郎の代役としてプレミア12に出場した。


2016年は3年連続で開幕投手に選出。25試合の登板で8勝9敗と初めて負け越して2桁勝利はならなかったが、チーム一の規定投球回に到達した。


2017年石川雅規開幕投手を譲ったが、2戦登板。2連敗を喫したが、4月15日横浜DeNAベイスターズ戦から3連勝を挙げた。5月29日に左内斜筋の離れで戦線離脱し、6月30日阪神タイガース戦から中継ぎに転向。1回失点と抑えたが、この日に秋吉亮が戦線離脱したため、抑えに転向した。そして7月7日広島戦で6失点を喫して敗戦投手となった(詳細は七夕の悲劇2017を参照)。9日も新井貴浩に同点タイムリーを打たれたりと結果を残せなかった。後半戦からは先発に戻り、7月29日広島戦で2ヶぶりの勝利を挙げた。9月17日に一軍登録を抹消され、20日に精密検を受けた結果、右肘の疲労骨折と診断され、残りのシーズンの出場が絶望となった。


2018年は前年の怪もあり二軍で迎え、5月に復帰する。その後はほぼローテーションを守りきった。18試合に登板し、8勝5敗 防御率2.75だった。


2019年は3年ぶりにチーム開幕投手を任されるも、勝ち負けつかず。その後は自身の不調やチームの状態の悪さも相まって、リーグワーストの12敗を喫した。9月28日巨人戦では、通算1000投球回を達成した。


2020年は開幕から先発ローテーション入りし、援護に恵まれて6・7月は6戦4勝0敗と好スタートを切る。8月15日横浜DeNAベイスターズ戦で史上82人となるノーヒットノーラン135球、10奪三振与四球3+味方エラー2で対戦打者数32人)を達成した。ちなみにこれがプロ入り後初の2桁奪三振である。シーズン通算でも2015年以来となる2ケタ勝利記録した。

FA権を取得し、オフに他球団移籍を視野に行使。北海道日本ハムファイターズが獲得に乗り出していた。だが、迷いに迷った末、ヤクルト残留を決意。推定年俸は4年7.5億といわれている。その理由としての中に山田哲人さんが出てきてお告げをもらった」というネタとしか思えないチーム団結力を徴するものであった。


2021年開幕投手を任されたが、勝負は付かなかった。それでも好調な投球を続けていたが、7月新型コロナウイルスに感染して離脱した。10月29日広島戦では通算1000奪三振記録。最終的にはチームトップタイの9勝をあげ、リーグ優勝日本一に貢献した。


2022年開幕投手を務めたが、3回4失点炎上。その後4試合連続でがつかなかったが、5月3日阪神戦で完封勝利をあげると、徐々に調子を取り戻した。6月3日埼玉西武ライオンズ戦では、セ・パ交流戦史上初のセ・リーグ投手による本塁打記録。8回失点&自身の本塁打が決勝点(しかも一の得点)という快挙を達成した。ちなみに交流戦セ・リーグ投手が初めて打った本塁打でもある。最終的にはチーム一規定投球回数を投げ、チームリーグ連覇に貢献した。


2023年は自身7度開幕投手を務め、7回失点の好投で久しぶりの開幕勝利をあげる。9月9日DeNA戦で通算100勝を達成した。チーム一の規定投球回到達、かつ自身3年ぶりの2桁勝利記録した。


2024年は上半身のコンディション不良で開幕を二軍で迎え、4月26日シーズン登板となる。しかし体調不良などで状態が上がらず、12試合の登板で2勝5敗に留まった。オフ2020年から結んでいた4年契約が終わったため、単年契約を結んだ。

成績

年度別投手成績


















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2013年 ヤクルト 26 26 4 3 16 4 0 0 .800 178.0 155 9 45 2 135 2 63 58 2.93
2014年 17 17 0 0 9 6 0 0 .600 108.1 119 13 22 3 108 1 52 44 3.66
2015年 27 27 1 1 11 8 0 0 .579 168.0 152 18 48 4 128 0 66 58 3.11
2016年 25 25 4 1 8 9 0 0 .471 158.0 149 22 52 6 114 3 82 79 4.50
2017年 22 18 2 1 8 7 0 1 .533 124.0 104 11 39 0 109 0 42 39 2.83
2018年 18 18 0 0 8 5 0 0 .615 108.0 109 9 24 1 94 1 36 33 2.75
2019年 26 26 2 1 5 12 0 0 .294 159.2 173 26 36 2 132 1 91 81 4.57
2020年 20 20 1 1 10 8 0 0 .556 119.0 132 20 29 2 83 2 64 61 4.61
2021年 23 22 2 1 9 6 0 0 .600 128.1 132 15 30 1 97 2 64 59 4.14
2022年 25 25 1 1 8 8 0 0 .500 153.1 145 16 32 3 91 2 50 48 2.82
2023年 23 23 0 0 10 8 0 0 .556 144.0 124 14 33 4 86 2 60 54 3.38
2024年 12 11 0 0 2 5 0 0 .286 62.0 75 6 8 0 40 0 35 32 4.65
NPB:12年 264 258 17 10 104 86 0 1 .547 1610.2 1569 179 398 28 1217 16 705 646 3.61

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多勝利 1回 2013年
最高勝率 1回 2013年
新人王 - 2013年
MVP 3回 2016年8月2018年6月2022年6月
その他
オールスターゲーム出場 2回 2013年2017年
開幕投手 7回 2014年-2016年2019年2021年-2023年
ノーヒットノーラン 1回 2020年8月15日

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