山のぼりゲームとは (ヤマノボリゲームとは) [単語記事]

山のぼりゲームとは、1981年に発売され、ゲームセンターや駄菓子屋等に置いてあった懐かしのゲーム（エレメカ）である。

概要

コインを投入後、60秒以内に「進むボタン」「戻るボタン」を駆使して障害物を避けながら48歩先（スタート地点は除く）にある山頂を目指すというシンプルながら難しいゲーム。山頂に到着すると景品が出る。

障害物は丸太橋（7～10歩目）、巣に戻るハチ（16～18歩目）、毒蛇（22～24歩目）、落石（27～31歩目）、命綱（38～40歩目）、落雷（42歩目～45歩目）の6種類。

渡っている最中に丸太橋が折れたり、ハチに遭遇したり、毒蛇の毒に当たったり、落石に当たったり、命綱が切れたり、落雷に当たったりすると、スタート地点からやり直しとなる。
丸太橋、ハチ、毒蛇はタイミング的にそれほど難しくないが、落石からはタイミングを見極めないと渡るのが難しく、特に落雷は左右のどちらかに長く雷が落ちていることが分かってないと、渡ることはできないだろう。

なお、現在でも古いエレメカが稼働している店は「エレメカ」の記事を参照してもらうとして、はたしてそれらの店に本作が置いてあるのかどうか。相当探さないと遊ぶことは難しいだろう。
しかし、世の中便利になっていて、なんとインターネット上のFLASHゲームやiPhone、iPadのアプリにもなっている。ぜひ遊んでみてはいかがだろうか？

ちなみに、姉妹品（？）には2人対戦仕様の「対抗やまのぼり競争」がある。