80年代、日本に吹き荒れたバイクブームの重要な立役者の一人である。
草刈正雄主演の映画「汚れた英雄」のレースシーンの吹き替えライダーとして有名。本人も草刈正雄に負けぬイケメンで、しかも日本人の中では随一の速さを誇るワークスライダーであったことから人気が爆発。
その後、当時の高校生はみんな付けていた男性化粧品TECH21のイメージキャラとなり、異常な盛り上がりを見せる鈴鹿8時間耐久レースに、1985年当時、「ネ申」と呼ばれていたケニー・ロバーツ(親父の方)と組んで、ヤマハワークスから万全の体制で出場するが、優勝目前にトラブルでリタイヤしてしまう。本人の憂いを帯びたルックスに併せて悲劇のヒーローとして、更に人気が加速した。
その一方で、大スターらしからぬ飾らない、素朴な性格が魅力であった。現在でも平を慕うバイクファンは多いが、彼と接したことのある人に言わせると「福島なまりの、気さくなヲサーン」という共通の風評である。
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最終更新:2025/12/10(水) 10:00
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