戸田隆矢とは (トダタカヤとは) [単語記事]

戸田隆矢（とだたかや、1993年 6月10日-）とは、兵庫県出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

2年時春に県大会で優勝し、九州大会8強に進出すると一気に注目を集めた。県大会では全8試合、44イニングを投げ抜き45奪三振を記録。

しかし、甲子園には縁がなく、2010年は鹿実に敗れ準優勝。2011年も神村学園相手に4点を失い準々決勝で敗退した。

2012年（1年目）はキャンプから強化選手として三軍で過ごす。
9月12日に初の一軍昇格、同日の読売ジャイアンツ戦（東京ドーム）でプロ入り初登板・初先発を果たす。3回2失点で敗戦投手となる。ルーキーを起用することで低調に苦しむ打線の奮起を狙ったものだったが、実らず完封負けを喫した。翌日一軍登録を抹消されるも、「機会があれば投げさせる」と大野豊投手コーチからは及第点の評価を得た。

2014年 7月16日、横浜DeNAベイスターズ戦において5回4失点ながらも、打線の援護もあってプロ入り初勝利を飾る。中継ぎとして30試合（内5試合は先発）に登板した。

2015年は開幕一軍は逃したが、5月に一軍に昇格。主に中継ぎを担当したが、先発不足の際は先発として登板した。

2016年は7月10日の阪神タイガース戦でプロ初完封勝利を挙げたが、その後は左手関節靭帯を負傷し、17試合に終わった。

2017年は3試合、2018年は7試合に留まり、2019年は一軍登板なしに終わる。

2020年は左肘を痛め、7月にトミー・ジョン手術を受けシーズンを棒に振った。リハビリのため、オフに育成契約となる。背番号125。

夫人と共に会社を設立し、レモン農家に転身した。

細身ながら、長身のスリークォーター左腕。左腕特有のクロスファイヤーを武器に最速145km/hの直球と鋭いスライダーを武器とする。

学問に関しては不得手のようで、あまりに漢字が読めないためコーチから小学校低学年レベルのドリルをやらされた、と同期で育成入団の三家和真から暴露されている。