斎藤慎司とは (サイトウシンジとは) [単語記事]

斎藤慎司とは、日本のヨーヨープレイヤーである。
タグとしては、カタカナのサイトウシンジが多い。全国大会では選手が原則としてカタカナでエントリーされるため。

概要

1989年生まれ、福島県出身。

日本はもとより、世界と比べても並ぶもののいない、トップ中のトッププレイヤー。
世界大会では、史上最多優勝記録(のべ13回)および史上最多連覇記録(6連覇)を持つ。
また、競技部門初の二冠経験者。

ほとんどミスのない極めて正確なプレイと、効率的に得点が取れる構成力、飛んだり跳ねたりの派手なプレイを、ヨーヨーを交えた上で行えるという総合力とパフォーマンス力を持る。
激戦区である2A部門で、最も大会での勝ち方を知っているプレイヤーといえる。

彼が連覇中だった2000年代は、2A部門が「斎藤慎司が1位になり、横山光士が2位になる大会」「3位が真の世界チャンピオン」と称されたほど、この2強は確固たるものだった。
なお、引き合いに出される横山だが、こちらも史上最多2位記録(8回)の保持者であり、斎藤を除いてほとんどのプレイヤーを寄せ付けない実力者だった。

2008年、山本拓馬に敗れたことで連覇はストップするものの、それでも2位を記録している。
また、誰かに敗れて優勝できなかったのはこれ1回きりであり、それ以降、出場した世界大会では必ず優勝している。

専門は2Aだが、他のプレイスタイルでも高い実力を誇り、2004年全国大会では1A部門で6位を獲得している。

その総合力は、世界大会に一時期設定されていたCB(複合)部門で発揮された。
5つのプレイスタイルのうち最低3つを複合させるフリースタイルだが、計4回、すべての大会で優勝しており、2A部門と合わせて初の二冠を、計3回達成している。

一方、地区大会や全国大会では、力を抑えているのか成績が控えめである。

2018年現在は特定のメーカーに所属しておらず、様々なメーカーに呼ばれてはルーピングヨーヨーのプロモーションを行う流れのデモンストレーターのような立場である。

所属

▲は旧所属。

大会成績

	1A部門				2A部門				CB部門
年度	地区	国内	地域	世界	地区	国内	地域	世界	世界
2001					2	1
2002					3	3		1
2003					3	5		1
2004		6			1	2		1
2005								1
2006								1	1
2007								1	1
2008								2	1
2009						1		1	1
2010							1
2011							1	1
2012
2013	2
2014					3	6	1
2015					1	3	1	1
2016							2
2017
2018