本音と建前が逆

本音と建前が逆とは、漫画などで使われるギャグの一類型である。

概要

「表に出せないような本音を心の中でつぶやきつつ、口に出すのは当たり障りのない建前」という描写は小説や漫画でよく見られる。

それを転倒させて、「表に出せないはずの本音を口に出してしまい、建前を心の中でつぶやいてしまう」という失敗を描いたギャグである。

「最初にこのネタをやった人」が誰なのかは不明。ただ、Yahoo!知恵袋には、高橋留美子の漫画『うる星やつら』ではないか、と推測する意見が投稿されている。

そして同作のファンサイト「友引町4丁目どっとこむ」というサイトの「うる星やつら原作データベース」ページにて、1981年6月24日発売の週刊少年サンデー1981年30号に掲載された「雨よ降れ降れ、もっと降れ！＝その3＝」の回に「本音の方を声に出していっとるぞ！」というシーンがあったらしいことが掲載されている。

Twitter上では、そのシーンの画像を抜き出して紹介している投稿も確認できる。

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https://twitter.com/konayutan/status/970685831550615553

よって元祖が『うる星やつら』だという可能性はあるかもしれない。ただしもちろんこの『うる星やつら』の例よりさらに遡る可能性は否定できないが。より以前の例を知っている方はこの記事に追記をお願いします。

他にも様々な漫画で目にするギャグネタである。例えば、インターネット上でそういったシーンを抜き出して紹介している投稿を探すと、冨樫義博の漫画『レベルE』や柴田亜美の漫画『自由人HERO』や菊一文字の漫画『ぐらぶるっ！』や筒井大志の漫画『ぼくたちは勉強ができない』などで、こういったギャグが使用されていたようだ。

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https://twitter.com/marumerumerume/status/1653369419693985792

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https://twitter.com/kazuhiro591984/status/1246962888398397441

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https://twitter.com/seena_j/status/748486016810397696

関連静画

関連項目

• 漫画
• ギャグ