死フォン兵器

死フォン兵器とは、アニメ「バカとテストと召喚獣」の第５話にて登場した兵器の名称である。

事件の概要（ある特捜部の残した記事より）

　その事件はどうやら先日のオリエンテーション中の「文月学園高等部2年F組」で起こったらしい。特捜部は、ある人物との接触に成功した。

　死フォン兵器を間近で見たと言う被害者H・Kさんの証言。

H・Kさん「あ、あれは決して触れてはならぬ……儂の友人達は皆、散っていった。悪魔すら生ぬるい悪夢の兵器じゃ」

　そう言い残し、全身をガクガクと震えさせながら彼女は去っていった。

　ここで、特捜部はついに、幻の死フォン兵器についての重要な証言を入手する。なんと、作った張本人らしき人物との接触に成功したのだ！

M・Hさん「シフォンケーキのことです？　は、恥ずかしいです……え、いや、そのですね。いつもお腹空かせてるあの人に食べて貰いたくて作ったんですけど、いっぱいできちゃったので、他のみんなにも差し上げました。皆さん、じゃんけんをしてまで──もう１個余分に用意しとけば良かったです。あ、その人からは、まるで天国に行ったかのような味だって褒めてもらっちゃった♪」

　このようにまるで乙女のように恥じらう彼女が、本当にあの兵器を作り出したのか、特捜部内で疑問が出てきた。

M・Hさん「あ、今日も新しくシフォンケーキ焼いてきたので、良かったら食べてみませんか？　実は新作で、ちょっと自信が無いんですけど……」

　お姫様のような美少女と名高い彼女に、そう勧められたら断りきれる奴はいない。

　特捜部はついに、噂の死フォン兵器を手に入れたのだ。　だが、どう見てもなんの変哲もないシフォンケーキにしか見えない。やはり、噂は噂なのだと確信した瞬間である。

　実はというとまだ口にはしていない。この記事を書くのに夢中で、持ち帰ったのを忘れていたのだ。

　では、今から食してみたいと思

関連項目

• バカとテストと召喚獣
• ピンクの悪魔