「王子、年増はいけません」とは、アンリミテッド:サガ解体真書に収録の小説「極楽鳥花、永遠に咲く花(ストレリチア、とわにさくはな)」にて、亡国の王子アンリを護衛する兵士フランシスが寝言で呟いた迷言である。
アンリの祖国:エスカータの滅亡に関わった叛臣バジル・ゲレイオスを追い、最終決戦の場:ナクルの地上絵にたどり着いたローラ・アンリら一行。彼らは決戦を前にして、しばしの休息を取っていた。
アンリはここで、自らの抱える不安をローラに打ち明ける。祖国を滅亡に追いやった叛臣とは言え、幼い頃から面倒を見てくれたゲレイオスと戦わなくてはいけないのが辛い、と。ローラはアンリの気持ちを汲み取り、彼を勇気付ける言葉を返す。決戦の前の心温まるシーンである。
…はずだったのだが。
そんな心温まるシーンをぶち壊しにした男がいた。フランシスである。
フランシスはエスカータに仕える忠実な兵士であったが、それゆえ素性の知れないローラがアンリに接近していたのを快く思っていなかった。そんな日頃の不信感が、寝言という形でポロっと漏れてしまったのであろう。
「うう……ん。王子、年増はいけません……」
なおこの後、セリフを聞いたローラの投石攻撃を食らい、フランシスは(戦闘不能的な意味で)静かになった。
「王子、年増はいけません」は、アンリミテッド:サガのゲーム中でフランシスが言った「王子、涙はいけません」というセリフが元になっている。
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最終更新:2024/04/25(木) 13:00
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