甲府精進湖有料道路

甲府精進湖有料道路とは、山梨県の旧中道町と旧上九一色村を結ぶ旧有料道路である。

概要

山梨県の有料道路。街道「中道往還」の難所、御坂山地の右左口峠と女坂峠をトンネルで越える車道として戦後に建設し開通した。現在は国道358号の一部で無料。有料区間は右左口 - 梯のA区間、古関 - 精進湖のB区間が設けられていた。精進湖ブルーラインとよばれている。着工は1971年3月27日、開通は1973年3月29日、同年4月1日に供用開始された。1974年に国に召し上げられ国道になる。償還期限が終わり1994年11月20日に無料化。料金は軽自動車で各区間200円だった。

山梨県道113号としてA区間は車道があるが険道、B区間は車道はない。

トンネル

• 右左口トンネル - 1,625m。歩道なし。右左口峠をくぐる。1972年12月山梨県企業局によって竣工、1973年4月1日に供用開始した。矢板工法。
• 精進湖トンネル - 1,090m。歩道なし。女坂峠をくぐる。1972年10月山梨県企業局によって竣工、1973年4月1日に供用開始した。矢板工法。

関連項目

• 山梨県
• 甲府市
• 富士河口湖町
• 上九一色村