難消化性デキストリン

難消化性デキストリンとは、デンプンの分解物の一種である。

概要

デキストリンとは、デンプンの分解物の総称であり、オリゴ糖と同じような意味と考えればよい。このデキストリンは元のデンプンと同じく体内でマルトース(麦芽糖)を経てα-グルコース(ブドウ糖)に消化されるが、デンプンの分解の過程で消化されにくいデキストリンが生じることがある。これが難消化性デキストリンである。
食用の物質で消化されにくいということから、食物繊維に分類される。

難消化性デキストリンは消費者庁が特定保健用食品の成分として認めており、指定された食品は「糖と脂肪の吸収をおだやかにする」などといった効能を謳うことができる。現在は味に影響の少ないお手軽食物繊維のような形で食品や飲料に添加されているケースが多い。体質や摂り過ぎによってお腹がゆるくなることもある。

もちろん関連動画のようなことはやってはいけない。

関連動画

関連リンク

• 特定保健用食品について | 消費者庁

関連項目

• 食物繊維