燥

燥とは、乾燥するという意味の漢字である。また以下のことを表す。

• 燥 - 六淫の一つ。燥邪
• 燥 - 六気の一つ。

漢字として

燥

Unicode

U+71E5

JIS X 0213

1-33-71

部首

火部

画数

17画

意味

乾く、乾燥する、乾いたもの、焦る、という意味がある。また臊と通じてミンチにする、という意味がある。日本語では、はしゃぐという意味がある。また躁を代用する。〔説文解字・巻十〕には「乾くなり」とある。

字形

形声で声符は喿。

音訓

音読みはソウ（漢音、呉音）、訓読みは、かわく、はしゃぐ。

規格・区分

常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

燥涸・燥剛・燥湿・燥荻・燥吻

異体字

煰

Unicode

U+7170

部首

火部

画数

13画

𤍜

Unicode

U+2435C

部首

火部

画数

15画

𤏟

Unicode

U+243DF

部首

火部

画数

16画

• 煰は、〔漢語大辞典・異体字表〕ある異体字。
• 𤍜は、〔集韻〕にある俗字。
• 𤏟は、〔字彙補〕にある俗字。