GM大宇・マグナスとは、韓国の自動車メーカーであるGM大宇自動車技術(現:韓国GM)が1999年から2006年にかけて生産、販売を行っていたセダン型の乗用車である。
大宇・ブロアムの後継モデルとして1999年に発売。
発売当初は4気筒エンジンのみであったが、のちに6気筒エンジンが追加されている。
2006年には後継モデルとなるトスカを発売、生産を終了した。
1999年12月発売。
このモデル発売とほぼ同時に乗用モデルのレガンツァは1800cc SOHCエンジン搭載の廉価版のみにラインアップが整理された。
発売のごく初期には中型車最大の大きさであったことから広告等で「ビッグ・マグナス(BIG MAGNUS)」と呼ばれていた。
デザインは当時の大宇自動車と関係の深かったジョルジェット・ジウジアーロによるもので、当時大宇車に採用されていた三分割グリルが採用されていた。
エンジンは直4 2000cc SOHCと、SC-1と呼ばれる直4 2000cc DOHCを設定、当時のライバル車(EFソナタ、オプティマなど)に設定されていた1800ccエンジンは併売されていたレガンツァとバッティングするため設定されなかった。
2000年10月にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインをスポーティにした「イーグル」シリーズを追加、従来モデルは「クラシック」シリーズに名称を変更した。
2002年12月には新開発となるXKエンジンを搭載した「L6マグナス」を追加。
エンジンラインアップは直6 2000cc/直6 2500ccの2種。
この改良と同時に外装デザインを一部変更、ブラックアウトのヘッドライトや縦ルーバーのグリル等が採用された。
その後はホイールデザインの変更やグレード追加等の細かな改良がくわえられ、2006年には後継モデルとなるトスカを発売、生産を終了した。
このモデルはGMグループの世界戦略車として位置づけられており、世界各国で様々なブランドで販売されていた。
一部地域では大宇・エヴァンダの名称で、欧州の大宇ブランド撤退後はシボレーブランドにて販売が行われていた。
台湾では現地メーカーである台塑汽車(FORMOSA)にて現地生産されていた。(名称は台塑・マグナスであったが、台塑汽車における生産第一号車であったため「台塑1號」の別名もあった。直62500ccエンジン搭載車については「XK」の別名で販売されていた。)
日本ではシボレー・オプトラ(ラセッティ)と共に販売を計画されていたようだが、結局導入はされたなかった。
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最終更新:2025/12/14(日) 21:00
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