すばらしい! 戦争においては戦術よりも戦略のほうが重要だと僕は思う!!
読者諸君! 戦術と戦略の違いは各自辞書(ディクショナリー)を引きたまえ!!
戦略(strategy)とは、戦争と政治を繋げる橋として機能するものであり、戦略によって戦争を使用して、政治目標を達成することが追求される。
戦術と混同されやすいが、戦略のほうが大規模・長期的である。
政策 > 戦略 > 作戦 > 戦術・戦法 > 技術 (小規模・個人→)
戦略とは、時代が進むに連れて、定義が発展して来た言葉である。
まず、戦略という言葉の起源は、古代ギリシャ語であり、900年頃には東ローマ帝国のレオーン6世が「ストラテギーア(strategia)」という言葉を使用している。
中世を通じて、戦略の概念は部分的に忘れ去られるが、17世紀後半から18世紀の啓蒙時代に再発見される。
ポール・ギデオン・ジョリィ・ド・マイゼロアは1777年に「シュトラテギー(Strategie)」という用語を、ジャック・アントワーヌ・ギベールは1779年に「ラ・ストラテジック(la strategique)」という用語を、それぞれ著書の中で使用している。
1837年には、アントワーヌ=アンリ・ジョミニが「戦略とは地図上において戦争を計画する技術であり、作戦地全体を包括する」と主張した。
ジョミニと同時代のカール・フォン・クラウゼヴィッツは、戦略を実践的なものではなく、概念的なものと考え「戦争とは、他の手段による政策の継続である」とし、戦略を「戦争目的のために戦闘を用いること」と定義する。
1929年、クラウゼヴィッツの定義は、バジル・ヘンリー・リデルハートにより大戦略へと拡張され「国家、もしくは国家の集団の持つあらゆる資源を、戦争の政治的な目的達成のために調整して指向すること」と定義された。
そして、1999年にコリン・グレイはクラウゼヴィッツやリデルハートなどの議論を踏まえて、戦略を「政策の目的のための軍事力の行使と、その行使の脅しに関するもの」と定義した。また、グレイは、学問としての戦略学(Strategic studies)の発展に大きな貢献を果たした。
こうした概念の発展を踏まえて、アメリカ陸軍では、戦略を「国家や同盟の軍隊を用いたアートとサイエンスであり、政策目的を武力の脅威または使用によって確保すること」としている。
掲示板
8 S機関
2023/01/26(木) 20:36:35 ID: lveNvm9jXH
業務用ラー油氏が「混同されやすいもの」を追加していますが、追加位置および内容に問題があるように思います。
追加位置については、用語の概要を説明する前に、その用語と混同されやすいものが、先に説明されるのは、順序がおかしいように思います。
内容についてですが、戦術階層の下に「戦法」という階層があると書かれていますが、エドワード・ルトワックやコリン・グレイの著作には、戦術階層の下は「技術」階層であると記されています。
また「戦略論体系別巻 戦略・戦術用語事典」によると「戦法」という用語の意味は、現在の戦術を意味しているようで、戦術という用語が定着した後も「戦法」が便宜的かつ曖昧に使われるため、混乱の原因になっていると記されています。
さらには、戦略と「混同されやすいもの」を説明するのでしたら、「政策」が含まれていないのは問題が大きいと考えます。
なぜなら、戦略とは政治目的と軍事的手段を繋ぐものだと考えられているため、混同される場合には、戦略の下にある階層だけでなく、戦略の上にある階層
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
9 ななしのよっしん
2024/05/19(日) 22:52:17 ID: wsNbXW2NqU
政治厨の戦略には親日国と反日国を分類するという項目しか存在しない模様
もちろん、反日国認定したなら仮に同盟国でも断交するらしいし
味方は少なければ少ないほど嬉しいらしい
クラウゼヴィッツさん、einsから叩き直してやってください
10 ななしのよっしん
2024/05/19(日) 23:01:22 ID: whGMs0Q2xL
技術(アート)って用語はよく見かける
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/14(土) 15:00
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