SCP-297とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
| SCP-297 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Safe |
| 収容場所 | サイト-19 |
| 著者 | DrClef |
| 作成日 | 2008年12月6日 |
| タグ | 家電 振動 玩具 要翻訳 電子デバイス |
| リンク | SCP-297
|
| SCPテンプレート | |
SCP-297は、特定のスイッチをONにすると20万kHzで振動し、触れた固体物質の凝集力を1分以内に失わせ、高周波の正のフィードバックループを引き起こすものに振動数を変更するオブジェクトである。本来の構造と異なり、標準の6V電源から少量のプルトニウムを動力源とする超小型原子炉へと変更されている。
要はこれが触れたものはすべてデロデロに融けてなくなってしまうということになる。無論、人間がこんなものに触れたらまず死んでしまうことになる。このスイッチは「オフ / 弱 / 中 / 強 / 自殺」の5段階で構成されており、オフ - 強までは正常に本来の用途として使うことが可能である。つまり、このオブジェクトは本来の用途が別に存在しており、いわばこの凝集力をなくして物をバラバラにしてしまう能力は恐ろしいことにおまけということになる。
ではこのオブジェクトの本来の用途は何なのかというと、「バイブレータ」である。――もう一度言おう、『バイブレータ』である。そう、女性が自身の膣に挿入することで性的快感を得るための、男性器を模した振動する性具である。
このオブジェクトが発見されたのはとある30階建マンションであり、その30階のある一室から地下3階の駐車場まで垂直に穴を開けた先でメンテナンス作業員が発見した。その部屋には有機的な粘体が発見され、後に液化した人体であると判明した。うーん、「イく」ってそういうことじゃないと思うんだよなあ。
項目名の『”Steely Dan” (鋼入りのダン)』は同名のロックバンド『スティーリー・ダン (Steely Dan)』から来ていると思われるが、このバンドの名前はウィリアム・S・バロウズが著した小説『裸のランチ』に登場したディルドの名前「Steely Dan III from Yokohama」に由来している。つまり性具の名前になったのは原点回帰ということになる。
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最終更新:2025/12/21(日) 16:00
最終更新:2025/12/21(日) 15:00
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