SDRAMとはSynchronous DRAM(シンクロナス・ディーラム)、主にPCで用いられていたDRAMの一種である。
RAMの一種としてSRAM(Static RAM)というものも存在するため、SDRAMは時たま"Static" DRAMであると誤解されることもあるが、正しくは上記の通り"Synchronous" DRAM(シンクロナス・ディーラム)である。
広義では「外部からのクロックに合わせてデータを出力するDRAM」、すなわちDDR SDRAMやRDRAMまで含めた広い領域を、狭義ではDDR SDRAMやRDRAMを含まない純粋なSDRAMを指す。
狭義のSDRAMは外部のデータバスから取り込んだクロックに同期してパイプライン動作を行う。データバスのクロックに同期してバースト転送をすることにより、読み出し番地が連続している場合に限るものの待ち時間なしでの出力を可能とした。また、データバスのクロックをそのまま使用するため回路設計も容易となった。
登場当初の動作周波数はIntel製CPUのPentiumに合わせて66MHzであったが、やがてPentium ⅡやAMDのK6-2に合わせて100MHz、2000年のi815チップセット登場に合わせ133MHzへと高速化されていった。パーソナルコンピュータでの使用では大半がDIMMでの実装であった。
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最終更新:2024/12/24(火) 10:00
最終更新:2024/12/24(火) 09:00
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