SFメモリカセット 単語


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スーファミバンカキカエサービス

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SFメモリカセットとは、スーパーファミコンにおける書き換え可カートリッジである。

概要

1997年9月30日よりサービスを開始した「ニンテンドーパワー」において使用されるフラッシュメモリ式のスーパーファミコンカセット

当時、ディスクシステムのように、ローソン店舗においてLoppi端末を用いてゲームソフトを書き換えて好きなソフト安価に入手できるようになるサービスを志向していた。

カートリッジは通常のスーパーファミコンカセット灰色なのに対して、このSFメモリカセットは真っ白カラーリングとなっており、さらにラベル部分には専門雑誌付録などで配布されたプリクラサイズゲームラベルシールが貼れるスペースが設けられている。

容量は32MBit(4096MB)で、一般的なソフトであれば2、3本ほどは入るくらいの容量であるが、SA-1などの特殊チップを用いたものは容量不足で導入不能。最大7タイトルまで保存可で、ゲーム本体を格納する8つのFブロックセーブデータを収蔵する16のBブロックで管理されている。マルチロムとする場合、Fブロックを1つ分メニュー画面に使用する必要があるため、実質的に使用可な容量は3.5MB分ほど。一部のソフトカセットの全容量を占有して1本のゲームソフトとして使うものもあった。この場合はメニュー画面は表示されず、通常のスーパーファミコンカセットと同じように動作する。

書き換えサービス2002年8月31日まではローソンで受け付けていたが、以降は任天堂カセットを送付して書き換えてもらう形へと変更された。それも2007年2月28日サービスを終了した。セーブボタン電池交換のサービスも終了しているので、現在は個人的に交換する必要がある。中古のSFメモリカセットでは電池交換済をセールスポイントにしているものもある。

現在公式カセットの書き換えサービスは終了したが、レトロフリークやパソファミなどの装置を使って個人的に手持ちのROMデータを用いて書き換えを行うこと自体は現在も可。これを使った偽ソフトも少なからず出回っているため、安すぎるレアソフトなどには注意を要する。

なお、ニンテンドーパワーサービスではこの他にゲームボーイの書き換えサービスも存在しており、そちらはGBメモリカセットという8MBitの同様の専用カートリッジを用いてゲームボーイソフトを書き換える形式を採っていた。こちらではプリライト版で「スーパーマリオランド3 ワリオランド」が最初からインストールされたものも存在する。

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