うまぴょい伝説 単語


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ウマピョイデンセツ

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うまぴょい伝説』とは、Cygamesによるアプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のイメージソングであり、そこから派生したアニメなどの企画でも使用された楽曲である。

作詞・作曲:本田晃弘

概要

初登場は2016年に開催されたアニメ・ゲーム等のイベント「AnimeJapan 2016」で『ウマ娘 プリティーダービー』が発表された際のPVである。

やたら耳に残るキャッチーなメロディと特徴的な歌詞から、「こんな電波曲聞かされたら馬主も断るわ」などとまで言われてしまうこともあった。

しかしファンやスタッフからはなんだかんだ言って本作を代表する楽曲として愛されており、CDシリーズ「STARTING GATE」ではCDごとに各ウマ娘達のバージョンが揃って収録されているため「課題曲」とまで言われた。うまぴょいから逃げるな

制作秘話

冒頭でも記した通り、この曲の作詞・作曲はどちらも「本田晃弘」氏が担当した。氏はCygamesに所属するサウンドプロデューサー/サウンドディレクターである。

本田晃弘氏は下記2つのインタビューにて本楽曲の制作秘話を語ったことがある(1つ目のインタビューの主題としては『プリンセスコネクト! Re:Dive』という別ゲームに関するものだが、インタビュアーが途中で本楽曲についても触れたため)。

その語った内容によると、「電波ソングを」というオーダーを受けたが本田氏は電波ソングがよくわかっていなかった。そのため1000曲(!)くらい聴いて勉強したがそれでも「電波具合が足りない」と言われてしまったらしい。

そこで本田氏は「ワインを開けるしかない」という考えに至ってしまったのだという。どうしてそうなった!

そしてワインを瓶で飲みつつ、パンツ一枚で踊りながら作った結果がこの曲になったとのこと。ワインを2本空けた結果、相当酔っ払って作ったのでアガる曲になったのだ、と語っている。

歌詞には平仮名や伸ばし棒やふんだんに使われているが、これはもともとレコーディングでわかりやすいように平仮名や伸ばし棒を多めに使った仮の歌詞で、本当は後から体裁を整えるつもりだったのにそのまま本採用されてしまったそうである。なお歌詞自体は素面の状態で作ったとか。そっちは酒入ってないんかい!

メインメロディの他にハモリや掛け声、セリフなど収録には大変手間がかかり、その上音域も高く歌詞も詰め込まれているので人によっては非常に歌いづらいのだが、この曲が声優オーディションで本当に課題曲だった事があったという。「歌唱力を見るオーディションでそれはどうなんだ」とさすがに思われたのか、その後別の曲に変わったそうだ。

なお、氏はかつてコナミに所属しており、そちらでも「Dr.Honda」名義などで多数の曲を書いていたが、いわゆる電波に該当するような曲は書いていなかった。[1]本曲の作曲作詞を知った元BEMANI勢からは「あのDr.Hondaが電波ソングとは……」と驚きをもって迎えられた。ファンによればバッキングのフレーズなどに確かにトレンディーなDr.Hondaの息吹が感じられる、とのこと。

アニメ版関連

その後、2018年からはアニメ版『ウマ娘 プリティーダービー』が放映されたが、OP/EDともに『うまぴょい伝説』とは異なる曲だった。その為に「まあ流石にないか」と言う声と「何処かで使ってくれないかな」と相反した声が飛びかった。

第13話特殊ED後に画面が暗転。

「位置について~」の声、聞き慣れたイントロ。

「うまぴょい伝説」が流れた瞬間であった。

なにげに「STARTING GATE」に選ばれていないウマ娘も歌っている。

後に、アニメ版のキャラクターCDシリーズ「ANIMATION DERBY」でトレーナー(沖野T)、おハナさん(リギルのトレーナー)、実況の赤坂さんバージョンが発表された。
これはおハナさん役の豊口めぐみさんが「私(達)も歌いたい」と言ったのが発端とされており、他の二人はとばっちりを食った格好に(笑)

2021年放映の『Season2』でも、案の定というかなんというか、最終回のEDとして採用。
(ネタバレ→)いつかの日、もはや2度と相まみえることは叶わないはずだったテイオーとマックイーンの2人が練習場とはいえ揃ってターフの上に立ち、(「位置についてよーいドン」とばかりに)駆け出す感動のラストと共に流れ始めた「うーーーーうまだっち」に苦笑してしまった人もいるかもしれないが、1ヶ月前に始まったゲーム版でもグランドフィナーレ的な立場になっており、もはやこの扱いは当たり前と言っても過言ではなかった。
歌っているのはSeason2に登場したウマ娘たち。アニメ初出の面々もしっかり参加している。

ゲーム版関連

URAファイナルズを飾るハチャメチャに楽しい楽曲。

うまぴょい♪うまぴょい♪大盛り上がり間違いなし!

開放条件

以下のレースで1着

  • URAファイナルズ決勝

歌唱ウマ娘

  • 全員

MVデモ(左から)

  • サイレンススズカ
  • スペシャルウィーク
  • トウカイテイオー

この曲がイメージソングとして世に出てから4年11ヶ月、ついにサービスを開始したゲーム版では、ウイニングライブ楽曲の一つとして初期実装されている。『Make Debut!』と並び、育成ウマ娘全員分の歌い分けに対応している。(CDが出ていても、育成ウマ娘として実装されていないウマ娘は非対応となる)

ただし、開放条件はURAファイナルズ決勝で1着。育成ストーリー最後のレースを突破する必要がある。

ゲームを始めたてのトレーナーではURAファイナルズ決勝どころか、URAファイナルズに辿り着くことすら容易ではないというゲームバランスの中でのこれ。間違いなく全楽曲中最難関である。

ウイニングライブは楽曲開放条件を初めて満たした場合自動的に流れるため、苦難を乗り越えてURAファイナルズを制覇したトレーナーは必ずうまぴょいで出迎えられる。最後のレースで有終の美を飾ったご褒美としてノリノリで盛り上がるか、あんだけ苦労した果てが電波ソングかと困惑するかはトレーナー次第。いずれにしても、ともに歩んできたウマ娘が「きみの愛馬が!」と叫ぶシーンはユーザー間でも評価が高いようである。

また、ゲーム中では随所でBGMとしてうまぴょい伝説のアレンジが流れる。特に印象に残るのは育成終了時のものだろうか。うまぴょいを知らない新規ユーザーであっても、「これまで何度も聴いてきたメロディがエンディング曲(実質)として流れる」という、ゲームあるあるの感動的な流れを体験できるようになっている。

シナリオ中ではゲーム新キャラであるトレーナー・桐生院葵(とプレイヤーのトレーナー)が広報のため、ウマ娘たちには余計な負担をかけまいと(そして乙名史記者の放言に乗せられて)自分たちが代わりにうまぴょいする羞恥プレイイベントがある。やはり人間にとっても課題曲なのか。モーションはちゃんとやってくれているがボイスはないので、収録が待たれる

関連動画

↑円盤の方は普通に映像が流れているのである意味貴重。

アプリ版関連

2017年時点のプロモーションビデオ

2021年のアプリリリース後の、実際のアプリ内の映像

アレンジ

異色演奏シリーズ

歌ってみた


歌い手:ななひら

踊ってみた

関連静画

関連ツイート

関連商品

「うまぴょい伝説」を収録したCDを紹介。上記のように「STARTING GATE」シリーズには必ず本曲が収録されていることもあって、見ての通りかなり多い。

なおCDではなく電子データ版が配信販売されているタイトルもあり、そちらでは「うまぴょい伝説」のみを単曲購入できる場合もある。

「STARTING GATE」シリーズ

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「ANIMATION DERBY」シリーズ

どのCDにどんなバージョンの「うまぴょい伝説」が収録されているのかややわかりにくいので、「ウマ娘 プリティーダービー公式ポータルサイト」の「商品情報」で各CDの中身をよく確認しよう。

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関連チャンネル

関連リンク

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
  • ウマ娘 プリティーダービー(アニメ)
  • Cygames
  • 本田晃弘
  • ウマ娘の楽曲一覧
  • ゲーム音楽の一覧
  • アニメソングの一覧
  • 電波曲
  • 課題曲
  • 赤チン
  • おれの愛馬が!
  • こいつらうまぴょいしたんだ!!

脚注

  1. *代表的なのはMGSやZOE、ボクらの太陽、QMAやBEMANIシリーズなど、「ミッドナイト堕天使」や「クライマックス銭湯」などぶっ飛んだ曲名はあるがいずれも曲はガッチガチのテクノ。
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最終更新:2025/12/07(日) 01:00

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