こおりタイプ 単語


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コオリタイプ

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こおりタイプとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンのタイプの一つである。他のタイプについては、ポケモンのタイプ一覧を参照のこと。


「あいてを こおらせるって とっても きょうりょくよ!
だって こおっちゃったら あんたのポケモン
ぜんぜん うごけ ないんだから」

  • 絶対的なドラゴンタイプキラーであるこおりタイプ。雪や氷を操って攻撃する。
  • 海底や洞窟の奥地など、寒い所を好んで生息しており、捕まえるのは容易ではない。中にはイベントで手のみに入るポケモンもいる。
  • 元々は水タイプ複合型が主流であったため、最初の御三家で水タイプを選択した人には選ばれ難かったが、次第に色々な複合型が増えていった。しかし、タイプバランスの調整で若干立場が弱くなってしまった。
  • ジムリーダーや四天王での人気が高く、各世代にエキスパートが存在しているものの、通常のトレーナーでこおりタイプを専門としているのはチョウジジムとシンオウ地方の一部の道路にいる「ボーダー」と「スキーヤー」のみである。
  • カンナ先生のおっしゃる通り、相手をこおり状態にして動きを封じることを狙う戦術を得意とするのだが、第2世代以降は仕様変更によりこおり状態が一定の割合で解除されるようになったり、道具や技などで対策することが簡単になってしまった。ちなみにこおりタイプのポケモンは一部の例外を除いてこおり状態にならない。
  • 天気が「あられ」の時には相手にのみダメージを与えることができ、さらに霰の時に真価を発揮するとくせいを持っているポケモンもいるので「あられ」を利用した霰パには欠かせない。
  • こおりタイプを含むポケモンは全22種で、最終進化形で数えると14種。こおりタイプのみのポケモンは4種である。

エキスパートトレーナー

カンナ ヤナギ プリム スズナ
カンナ
ヤナギ プリム スズナ

タイプ相性




攻撃側のタイプ













































こおり
 




 




こおり/みず








こおり/くさ









こおり/じめん

×








こおり/ひこう


×







こおり/エスパー
 




こおり/ゴースト ×

×




こおり/あく





×






































攻撃側のタイプ

※ 防御側のタイプ名をクリックすることで、そのタイプの組み合わせを持つポケモンの一覧へ飛ぶことができます。
  • …ダメージ×4(こうかは ばつぐんだ!)
  • …ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
  • 空欄…ダメージ×1
  • …ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
  • …ダメージ×1/4(こうかは いまひとつの ようだ)
  • ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
  • 単色では弱点が4つに対し、耐性はこおりタイプ自身のみと相性では不利になることが多い。
  • いわタイプ・かくとうタイプ・はがねタイプといった物理技が中心となるタイプが弱点となっており、こおりタイプにはとくぼうの高いポケモンが多いので、ほのおタイプ以外の特殊技では対抗しにくい。
  • こおりタイプ自身に対して耐性があるので、こおりタイプ対決になったら手も足も出なくなるポケモンもいる。
  • 初代では、みずタイプとの複合型がメインとなっていたのでほのおタイプの弱点こそ打ち消しているものの、でんきタイプで簡単に対応されてしまっていた。




防御側のタイプ

































こおり技












  • …ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
  • 空欄…ダメージ×1
  • …ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
  • ×… ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
  • 弱点を突ける相手が多めであるが、逆に耐性がある相手も多い。物理技より安定した特殊技が好まれる傾向がある。
  • 何と言ってもドラゴンタイプの弱点を突けることが最大の長所である。たいていのドラゴンタイプはタイプ複合型なので、4倍のダメージを受けてしまうのである。
  • 雨を降らせてのみず技のみでのゴリ押しはドラゴンタイプの台頭により、少々厳しくなってきている。
  • 攻撃技は優秀なものが多いのだが、いまひとつ決定打に欠ける部分もあるので、タイプ複合型の場合はもう一方のタイプの技が採用されがちである。
  • くさタイプやドラゴンタイプの対策としてみずタイプのサブウエポンとして使用されるのが初代から定番となっている。

  • 反面、ほのおタイプ・みずタイプといった主要タイプに対して優位に立てないのが辛い。ほのおタイプ相手だとじめんタイプの技で対応しようとしても、相手の素早さに追いつけないことが多く先制一撃KOなんてパターンもあったりする。
  • また、覚えられる攻撃技の関係から、ヌケニンも苦手になりがち。
  • 技のぶつり、とくしゅがタイプごとに設定されていた第3世代までは、全ての攻撃技がとくしゅ技扱いだった。

主な技

れいとうビーム / とくしゅ技 威力95 命中100 PP10 攻撃が命中すると1割の確率で相手をこおり状態にする。

 安定した威力・命中を誇り、デメリットもない特殊型のこおりポケモンの主力技。
初代ではふぶきの方が使用率が高かったが、仕様変更により第二世代以降はれいとうビームが主流となった。

また、技マシンや技おしえ人が存在するので汎用性も高く、くさタイプやドラゴンタイプへの対策用にみずタイプの
ポケモンのサブウエポンとして採用されることも多い。

アニメでも多くのみずポケモンやこおりポケモンが使用する技の一つである。

ふぶき / とくしゅ技 威力120 命中90→70 PP5
攻撃が命中すると1割の確率(初代では3割)で相手をこおり状態にする。
天気が霰だと必ず命中する(第4世代以降)。ダブルバトル時には相手2体に攻撃する。

 初代から登場している大技。高い威力と命中、そして追加効果の確率が評価され絶大な人気を持っていた。
しかし、第二世代ではゲームバランスを考慮して、命中率と凍らせる確率が下がってしまった。

そのため初代では特殊が低いポケモンにすら覚えさせることがあるほどの主力技であったのだが、
第二世代以降はれいとうビームに取って代わられることになる。ただし霰パには欠かせない技となっている。
命中をレンズで補正する手もあるが、とけないこおり+れいとうビームの組み合わせの方が効率が良いのである。

ゆきなだれ / ぶつり技 威力60 命中100 PP10 後攻になり、そのターンに相手からダメージを受けると威力が倍になる。

 後攻になり、そのターンに相手からダメージを受けるだけで威力が倍になるというとんでもない物理技。
威力が倍になる条件は比較的に満たしやすいため、多くの物理型こおりポケモンの主力技にされることが多い。
また、技マシンにも指定されており、こおりタイプ以外でも物理アタッカーに対策として覚えさせていることがある。

余談だが、いわなだれとは技名が似ているが効果は全く異なり、ゆきなだれはダブルバトルで2体を攻撃できない。

こおりのキバ / とくしゅ技 威力65 命中95 PP15
攻撃が当たると1割の確率で相手をこおり状態にし、1割の確率で相手をひるませる。

三色キバの一角であり、こおりとひるみの追加効果を併せ持つ珍しい技。
こおりとひるみは判定が別々であるため、こおりが解けたターンにひるませることができる。

ゆきなだれのデメリットを懸念した場合、こちらの技が採用されることがある。

れいとうパンチ / ぶつり技 威力75 命中100 PP15 攻撃が当たると1割の確率で相手をこおり状態にする。

 三色パンチの一角である、条件を満たしたゆきなだれを除けばこおりタイプの物理技で最高威力を誇る。
安定した命中を持ち、威力もそこそこ高いのだが、覚えられるポケモンがほとんどいないのが欠点。

こおりタイプは特殊型のポケモンが多いので、技マシンや技おしえ人が存在する一部の版を除けば、採用率は低い。

ぜったいれいど / とくしゅ技 威力--- 命中30+レベル差 PP5
攻撃が命中すると、一部の効果が発動している場合を除き、相手を一撃でひんし状態にする。
回避率・命中率の補正の影響を受けず、相手の方がレベルが高い場合は通用しない。

 一撃必殺技の中で唯一の特殊技であり、唯一絶対防御されるタイプが存在しない技。
ステータス等に関係なく相手を一撃で瀕死状態にしてしまう非常に恐ろしい技。

相手と自分のレベル差に30を加えた値が命中率となり、相手が自分よりレベルが高い場合は全く通用しない。
ただし、第3世代以降では使用ポケモンのレベルは50フラットが基本であるため、あまり関係ないかもしれないが、
たまにレベルの低いポケモンを使用してくる相手もいるので、注意しておきたい。

フリーザーとドーブルは「こころのめ」とのコンボが使えることが有名だが、対策してくることも多いので、
安易に使用しない方がいいかもしれない。

こおりのつぶて / ぶつり技 威力40 命中100 PP30 すばやさに関係なく先制攻撃。
お互い先制技を使った場合は現時点でのすばやさが高い方が先制する。

 第4世代で追加された先制技。タイプによって無効化されることが無いため、しんそくやマッハパンチよりも信頼が置ける。相手のタスキ潰しに便利。

 威力はやや低めであり、ゆきなだれを主力とするポケモンのサブウエポンとして採用されやすい。
先制で弱点を突かれてしまうため、ドラゴンタイプのポケモンが最も恐れるべき技である。

くろいきり / へんか技  PP30 ステータス等の補正を全て0にする。初代ではさらに相手の状態異常を治す。

 数少ないこおりタイプのへんか技の一つで、能力の補正を帳消しにできる使い方次第ではとっても役に立つ技。
初代では相手の状態異常を治すデメリット効果もあったが、現在は無くなり使い易くなっている。
しかし、こおりタイプでこの技を使ってくるポケモンはほとんどいない。

クリアボディなどを持ったポケモンに能力アップをされた場合、この技があると便利。
またオーバーヒートなどの技のデメリット効果で下がったステータスを回復することもできる。

しろいきり / へんか技 PP30 使用後、5ターンの間だけ能力を下げられなくなる。

 同じくこおりタイプのへんか技の一つであるが、覚えるのはやはりこおりタイプ以外のポケモンが中心となる。
5ターンの間だけ相手の補助技や追加効果によって能力が下げられなくなる技。

能力変化の対策だけで1ターンを費やすことになるため、あまり人気はない。
第二世代までは自分のポケモンに対する効果であったが、第3世代から場に対する効果として扱われ、
ポケモンを交換しても5ターンが経過しない限りは効果が残り続ける。

あられ / へんか技 PP10 
天気を「あられ」状態にする。こおりタイプ以外のポケモンは毎ターン、最大HPの1/16のダメージを受ける。

 天気を「あられ」状態にする。この「あられ」状態を利用するパーティは俗に霰パを呼ばれる。
こおりタイプ自体が得られる恩恵は少ないが、ふぶきが必中となったり、「あられ」によるダメージを受けなかったりする。
さらにこおりタイプの中には毎ターンHPを回復する「アイスボディ」や回避率が上がる「ゆきがくれ」など、
「あられ」の時しか効果を発揮しない特性を持つ者も多い。

 また、あさのひざし・つきのひかり・こうごうせいといった技の回復量が通常時の半分になったり、ソーラービームの威力が半減するなど、主にくさタイプのポケモンが痛手を受けることになる。

最終進化系 種族値表

ポケモン
H
P















 

オニゴーリ 80
80
80
80
80
80
480
グレイシア 65 60 110 130 95 65 525
ジュゴン
90
70
80
70
95
70
475
デリバード
(やるき)
45
55
45
65
55
75
330
デリバード
(はりきり)
45
107~
92
45
65
55
75
382~
367
トドゼルガ
110
80
90
95
90
65
530
パルシェン
50
95
180
85
45
70
525
フリーザー
90
85
100
95
125
85
580
マニューラ 70 120
65
45
80
125
505
マンムー
110
130
80
70 60
80
530
ユキノオー
90
92
75
92
85
60
494
ユキメノコ
70
80
70 80
70
110 480
ラプラス 130 85 80
85
95
60
535
ルージュラ 65
50
35
115
95
95
455
レジアイス 80 50 100 100 200 50 580
平均
82
81
85
86
91
78
502
  • (平均値は小数点以下を四捨五入)
  • (とくせいによって常時ステータス補正の入るポケモンは、「努力値全振り時~努力値無振り時」で別途記載。
     混乱を避けるため、補正の入ったステータスは平均値の計算からは除外。)
  • すばやさ以外の全能力が比較的に高い。
  • HPの高いタマザラシ系とラプラス、守りに特化したフリーザーやレジアイス、攻撃型のニューラ系など他のタイプほどステータスに統一感がない。しかし、しいて言えば硬い氷のイメージの通り耐久性の高いポケモンが多い。
  • 物理型よりも特殊型のポケモンが多く、こおり技自体も特殊技が多いので、特殊アタッカーがメインとなる。
  • 霰パなどでは持久戦を得意とするポケモンが多いので、素早さに補正をかけるより、攻撃面を補強する場合が多い。

こおりポケモン全表

図鑑別

カントー
087 ジュゴン
091 パルシェン
124 ルージュラ
131 ラプラス
144 フリーザ
ジョウト
215 ニューラ
220 ウリムー
221 イノムー
225 デリバード
238 ムチュール
ホウエン
361 ユキワラシ
362 オニゴーリ
363 タマザラシ
364 トドグラー
365 トドゼルガ
378 レジアイス
シンオウ
459 ユキカブリ
460 ユキノオー
461 マニューラ
400 グレイシア
471 マンムー
473 ユキメノコ

タイプ別

こおりのみ

ユキワラシ オニゴーリ レジアイス グレイシア
ユキカブリ オニゴーリ レジアイス グレイシア

こおり/みず

ジュゴン パルシェン
ラプラス タマザラシ トドグラー トドゼルガ
ジュゴン
パルシェン
ラプラス タマザラシ トドグラー トドゼルガ

こおり/くさ

ユキカブリ ユキノオー
ユキカブリ ユキノオー

こおり/じめん

ウリムー イノムー
マンムー
ウリムー
イノムー
マンムー

こおり/ひこう

フリーザー
デリバード
フリーザー
デリバード

こおり/エスパー

ルージェラ ムチュール
ルージュラ
ムチュール

こおり/ゴースト

ユキメノコ
ユキメノコ

こおり/あく

ニューラ マニューラ
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関連項目

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  • あられ
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