ぷよぷよ〜んとは、旧コンパイルによって開発された落ちものパズルゲームである。ぷよぷよシリーズの本編4作目に当たる。1999年3月4日にドリームキャスト用ソフトとして発売された。
タイトルは「ぷよぷよ」と「四(よん)」を掛けており、タイトルロゴの後ろにも「4」の数字が大きく描かれている。
略称は「ぷよよん」、「よ~ん」など
概要
「ぷよぷよ通」の基本ルールに加え、新たな要素「特技」、対戦ルールが特殊なものに変化する「ステージ」が導入された作品である。
しかしこの新たな要素は「ぷよぷよSUN」の太陽ぷよ同様、後の作品(ぷよぷよフィーバー等)に続投しなかった。
今作の様なギャル絵は、これまでの多くのシリーズを担当した壱に代わって戸部淑がつとめた。
また、前作と異なり、AC、PCでは発売されていない。
特技・ステージについて
この作品の基本的なルールは「ぷよぷよ通」をベースにしている、ここでは新たに追加されたルールについて述べる。
- 特技
- 今作のキャラクターには個人個人に自フィールドで様々な効果をもたらす「特技」を使用することが出来る。
使用できる特技はそれぞれ異なっており、全く使えない特技もあれば、チートのような特技もある。
特技を使うためには「SP」というゲージは画面中央に数値とキャラクターの顔アイコンの数で示されており、
自分側の顔アイコンが1つ以上(SPが1以上)ある時、組ぷよ(自分のフィールド内で移動中のぷよ)を操作中に特技発動ボタンを押すと、操作していた組ぷよがフィールド上から消滅して特技が発動する。
特技を使用すると、顔アイコンとSPが-1され、ゲージが1未満(アイコン無し)だと特技は使用できないという仕様になっている。
試合開始時のSPは1.00(1回分)貯まっているが、ぷよを消していくことでゲージが増加し、最大で3.00(3回分)まで貯めることができる。
悪く言えばぷよぷよフィーバーの劣化、良く言えばぷよぷよフィーバーの元と言えるかもしれない
- ステージ
- 今作ではそれぞれのステージによりゲーム中の背景と細かいルールが変更される。
ストーリーモードでは敵を倒していくとステージが移り変わっていく。
対戦などでは任意にステージを選ぶことができる。また、ルールエディットでカスタマイズすることも可能。
以下対戦ステージ
-
- サーカスステージ
- 通常(通)ルール
- 火山ステージ
- 一度に降るお邪魔ぷよの数が一列(6個)に制限される
つまり予告に岩ぷよがあっても、一列ずつ×五回降ってくる
- 水中ステージ
- ちぎりの速度がかなり遅くなる、後は通常ルールと同じ
- 空中都市ステージ
- ぷよを高い所で消すと、相手に送れるお邪魔ぷよの数が増える
- 遺跡ステージ
- フィールドの底にあらかじめ固ぷよや得点ぷよが敷き詰められている変わったステージ
ドラゴン、チコの特技を使用すると、底にある得点ぷよを即効で掘り起こすことが可能
- 異次元ステージ
- ステージの左右の端の列のぷよ同士が繋がる。
また、今作でのちぎりの速度は歴代ぷよシリーズ鈍足である為、連鎖を組む際にはどれだけちぎりを発生させずに連鎖を組むことが出来るかというのが非常に重要になっている
評価について
一部のユーザーからは「黒歴史」、「ぷよ史上最大のクソゲー」、「エロゲー」、「よ~ん?何それおいしいの?」
・・・と言ったような評価が大量にある
その主な理由として考えられる原因をいくつか上げてみようと思う
ただしこれはあくまで執筆者の視点で見ているので、「これは~だろう・・・jk」
という意見が出るかもしれない
その際には掲示板に書き込んでくれれば、こっそり誰かが編集してくれるかも・・・
- ちぎりの遅さ
- 先ほど述べたように、今作ではちぎりの速度が物凄く遅いという欠点があるため
連鎖をスムーズに組めないというイライラが原因ではないか?
- キャラ絵などの様々な構図
- 前作のようなデフォルメからギャルゲーっぽくなった理由としては
- 1.漫才デモ時の構図(キャラの立ち絵)
2.声優の起用(前作まではコンパイル社員だったが、今作以降から声優を起用している)
3.キャラ、等身の変化(三等身(二等身?)から六等身ぐらいになり、よりキャラが可愛くなった、かっこよくなった)
etc...
- と言うように様々な要素が相まってギャルゲーっぽくなった。
- ただその改進がかえって仇となった その理由としては
- 1が受けなかった理由
SUNまでは漫才「アニメ」だったわけだが、よ~んで「紙芝居」になったことで
通のアルルパンチラやSUNのキノコが生えるシェゾのアニメを書き下ろしアニメなどが無くなり
紙芝居になったせいで、漫才デモで説明口調が増えた。(例:「あ、○○が××してる!!」)
- 2について
- どんなゲームでも賛否両論であるためこれはどの時代でも避けることのできない運命である
- 「ウィッチはのだすみが俺の至高!!」 ・・・という風にコンパイル社員声優のままが良かったという人もいたから
歴代ぷよらーなどぷよ好きには受けなかったかもしれない 勿論執筆者は水谷優子が俺のs(ry
- 3について
- 現在でも賛否両論であるためなんとも言えない
- ただ受けた派と受けなかった派の差の大きさはかなり大きいものである。
人によってこの絵は可愛く見えたり、悪く言うと気持ち悪く見えたりする。
これに関しては個人個人の見方によって変わってくるので結論から言うと 「仕方ないね」
- 特技によるゲームバランスの崩壊
- 今作の特技には一人一人に様々な特技があるが、主人公(アルル)のはいまいちパッとしないのに対し、
初登場となるチコに関してはチートと言っても過言ではない特技であるし、
ARS組に関してはいまいちとしか言いようがない特技である。
- どうしてこうなった
- 宣伝費、広告費
- ぷよぷよSUNで莫大な宣伝費を使ってしまったことにより、よ~んの宣伝費が無くなってしまった
だから売れなかった・・・かもしれない
※ちなみに元は取れていない
- SUNでの失敗を学んでいなかった?
- 君はじつに馬鹿だな
だがしかし、音楽に関してはかなりの出来であり、サントラも発売されている。
特に「遺跡ステージ~トレジャーハンター?」に関してはよ~んの中では一番評価が高い曲である。
詳しくは↑の記事を参照してほしい
関連動画
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関連項目
- ぷよぷよSUN(前作)
- ぷよぷよフィーバー(次回作)
- ぷよぷよ7(最新作)
- コンパイル
- セガ
- 黒歴史