ほのおタイプ 単語


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ホノオタイプ

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ポケモンのタイプ一覧 > ほのおタイプ

「わしの ポケモンは すべてを
ほのおで やいて こがしまくる!
 うおおーっす!
 やけどなおしの よういは いいか!」
ふぁいやー

ほのおタイプとは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンのタイプの一つである。

概要

  • シナリオの最初に入手できる三種のポケモンが持つ、いわゆる御三家タイプの一つ。火を扱うポケモンが属する。
  • ほのおポケモンは火やマグマをモチーフとしており、火山地帯などの熱い場所を好む習性がある。赤や暖色系の色をしていて、口から火を吐いたり、身体の一部が燃えているなどの特徴がある。基本的にメインタイプであり、ほのおタイプを持ちながらこの特徴全てから外れているポケモンは現在いない。
  • シナリオ序盤の定番であるいわタイプのジム戦や、洞窟・水道といったエリアでの戦いで苦戦を強いられることなどから、御三家の中では特にシナリオ向けでないとされていた。そのためなのか、炎御三家は第三世代から第五世代までいわに強いかくとうと複合になっていた。
  • その容姿のかっこよさなどから、男性ファンを中心に人気が高く、御三家で最も人気といっても過言ではない。
  • 伝説のポケモンとされているものも多くいるものの、何故か扱いが酷いものばかりである。
  • 「かじばどろぼう」「ひふきやろう」「キャンプファイヤー」などほのおタイプを使用するトレーナーは男性が主で、いずれもマイナーキャラとなっている。ジムリーダーや四天王では髪型に定評のあるキャラがエキスパートとなっている。
  • 天気が「はれ」の時に技の威力が上がるため、晴れパでは重要な存在となっている。「はれ」の状態で恩恵を得ることができるくさタイプとバランスが重要である。
  • ほのおタイプを含むポケモンは全66種で、最終進化形で数えると36種(どちらもポワルン、ヒートロトム含む)。ほのおタイプのみのポケモンは31種である。
  • ポケットモンスターダイヤモンド・パールでは、殿堂入り前までほのおタイプは5種(ポニータ、ギャロップ、ヒコザル、モウカザル、ゴウカザル)しか登場しない。このせいで四天王のオーバはほのおタイプ使いでありながら使用するポケモンの大半がほのおタイプではなかった。マイナーチェンジのプラチナでは改善されている。

タイプの特徴

  • やけど状態にならない。
  • 天気が「はれ」の時、ほのおタイプの攻撃技の威力が1.5倍に上昇。
  • ほのおタイプの攻撃技を当てると、受けた相手のこおり状態を回復させてしまう。

エキスパートトレーナー

カツラ アスナ オーバ ポッド パキラ
カツラ オーバ ポッド

タイプ相性




攻撃側のタイプ

















































ほのお
ほのお/
ノーマル
×
ほのお/
みず
ほのお/
でんき
ほのお/
かくとう
ほのお/
どく
ほのお/
じめん
×
ほのお/
ひこう
×
ほのお/
エスパー
 
ほのお/
むし
   
ほのお/
いわ
ほのお/
ゴースト
× ×  
ほのお/
ドラゴン
ほのお/
あく
×
ほのお/
はがね
×






































攻撃側のタイプ

※ 防御側のタイプ名をクリックすることで、そのタイプの組み合わせを持つポケモンの一覧へ飛ぶことができます。
  • …ダメージ×4(こうかは ばつぐんだ!)
  • …ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
  • 空欄…ダメージ×1
  • …ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
  • …ダメージ×1/4(こうかは いまひとつの ようだ)
  • ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
  • 耐性が6つもあり、はがねタイプに次ぐ多さとなっているが、マイナーなタイプが多かった。
    最近くさとむしがテコ入れされ始めているので耐性が役立つ機会が増えそうではある。
  • 逆に弱点の3つのタイプはいずれもメジャーであり、ぼうぎょの低いほのおポケモンにとっては不安要素となっている。
  • ほのおタイプ同士が戦う場合、特性「もらいび」持ちと当たるとほのお技を完全に無効化された上でほのおの威力が上がるため注意。また、「もらいび」を「トレース」されてメインウェポンが撃てないなんて事態が発生することもある。
  • 初代ではほのおポケモンの多くがほのお単一であったため、簡単に弱点を突かれてしまうことが多かった。
    次第に複合型のタイプも増えていき少しずつ耐性が増えているが、弱点をカバーできる組み合わせはまだない。




防御側のタイプ





































ほのお技

  • …ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
  • 空欄…ダメージ×1
  • …ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
  • ×… ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
  • 弱点・耐性ともに4タイプずつとバランスが取れているように見えるが、メジャーなみずタイプ、ドラゴンタイプが耐性を持ってしまっているのが痛い。しかし、多くの耐性を持つはがねタイプの弱点を突くことができ、特に「むし/はがね」や「くさ/はがね」といった厄介なタイプを持つポケモンの4倍弱点を唯一突けるのが強みである。
  • 物理・特殊を問わず、高威力の技が出揃っており、破壊力バツグンにもかかわず技マシンで容易に覚えられるといった利点がある。
  • ほのおポケモン以外では、防御性能の高いはがねタイプの対策として「かえんほうしゃ」「ねっぷう」といったほのお技をサブウェポンとして覚えさせておくことが多い。
  • 追加効果で相手をやけど状態にできる技が多く、相手はやけどで攻撃がダウンしてしまうが、こちらはタイプの性質上やけどにならないので、どんどん高威力の技で攻めることができる。
  • 技のぶつり、とくしゅがタイプごとに設定されていた第3世代までは、全ての攻撃技がとくしゅ技扱いだった。
    そのため、高い「こうげき」をもてあましているポケモンがかなり多かった。

主な技

かえんほうしゃ / とくしゅ技 威力90 第5世代までは95 命中100 PP15~24 
命中すると1割の確率で相手をやけど状態にする。

 初代から存在し、威力、命中、PP全てが安定しているほのお技の筆頭の1つ。命中率100でデメリットがないほのお技の中ではピーク状態のふんかを除くと最も威力が高く、ほのお技で最も安定性に秀でた技である。
初代ではだいもんじの命中率を懸念した人が覚えさせていたが、元々だいもんじはふぶき(初代除く)やかみなりより命中率が高く、第3世代以降はオーバーヒートも登場したためメインウェポンとしての採用率は同性能の10まんボルトやれいとうビームと比べると低い。

アニメではほとんどのほのおポケモンが覚えている汎用性の高い技で、カスミのギャラドスですら覚えていた。
ゲームでも意外なポケモンがサブウェポンに覚えていることがあるので、用心する必要がある。

だいもんじ / とくしゅ技 威力110 第5世代までは120 命中85 PP5~8  
命中すると1割(初代では3割)の確率で相手をやけど状態にする。

初代から存在する由緒正しい大技の一つ。命中も威力120デメリット無しの技の中では高い方。特ににほんばれでほのお技の威力を高めてからのだいもんじは非常に強力であり、晴れパでもよく使われる。
第3世代以降はオーバーヒートの最強技の座を奪われているが、デメリットを嫌う人はだいもんじを選択する。

また、元々は炎タイプ最強の技でありながらカツラの技マシンであり、以降は基本的に技マシンが販売されているためほのおポケモン以外でもはがねタイプ対策として覚えさせることできる優秀な技の一つでもある。
逆に言うと、初代の炎ポケモンは最強技を自力習得できなかったわけである。

技の由来は京都の送り火からで、攻撃が当たった後に炎が大の字型に分散するエフェクトは有名。 

オーバーヒート / とくしゅ技 威力130 第5世代までは140 命中90 PP5~8
使用後に自身のとくこうが2段階下がる。

初期状態では威力・命中ともにだいもんじを上回っている、現時点で事実上のほのおタイプの最強技。

攻撃するたびにとくこうが2段階下がってしまうデメリットがあるので、安易に連発することができない。
しかし、こだわりメガネ等で威力を底上げしておけば、大概のポケモンは一撃で倒せてしまうので、一度に大きなダメージを与えたいのであればむしろ好都合である。第3世代ではしろいハーブとのコンボが有名。

2度目の攻撃でも威力は70とそこそこ数値があるので、相手を確実に1体は仕留めることができるだろう。

元々はフエンジムリーダーのアスナの技マシンで、彼女の切り札がコータスであることやアニメのサトシのコータスが覚えているので、コータスが使用するイメージが強くなっている。
四天王のオーバには、自分の名前がこの技に似ているからほのおタイプの使い手になったという設定がある。

ふんか / とくしゅ技 威力150~1 命中100 PP5~8
使ったポケモンの残りHPが多いほど威力が上がる。
威力の計算式は  威力=150×現HP÷最大HP(ただし威力が1以下になる事はない)
ダブルバトルでは 相手2体に当たる。

ピンチになればなるほど威力が下がる技。ピンチなるほど強くなるじたばた、きしかいせい等とは正反対である。うまく使い続ける事ができれば高い威力(と、ダブルバトルでは2体同時に攻めることが出来る攻撃範囲)で相手を圧倒する事ができるが、一度大きなダメージを受けてしまうと、途端に使い物にならなくなってしまうため、 トリックルーム、こだわりスカーフ等、相手の先制攻撃を受けないための工夫が必要。

元はドンメル系やグラードンといった火山を想わせるポケモンがレベルアップで覚えられる技であったが、DP以降ではヒノアラシ系も覚えられるようになっている。

ふんかの似合うグラードンはタイプ一致ではないので、さほど厄介ではない。有名なのはこだわりスカーフですばやさを補強したバクフーンに使用させる戦術で、最高威力225の大技をバクフーンの高いとくこうで連発してくるという恐ろしい事態が起こる。

ねっぷう / とくしゅ技 威力95 第5世代までは100 命中90 PP10~16
攻撃が命中したとき、1割の確率で相手をやけど状態にする。
ダブルバトルでは相手2体に当たる。

威力・命中ともに安定している技であるが、威力重視ならだいもんじ、命中重視ならかえんほうしゃの方がより優秀であるため、シングルバトルでは使用されることは少ない。
しかし、ダブルバトルではノーリスクで威力75の攻撃を2体に当てることができるため、重宝されている(ダブルバトルでは全体攻撃は攻撃力が3/4となるため)。

プラチナではおしえ人の登場により、多くのポケモンが比較的容易に覚えることができるようになった。特に、それまではがねタイプに泣かされてきた鳥系のポケモンが覚えられるようになったのは大きい。

フレアドライブ / ぶつり技 威力120 命中100 PP15~24 
自分がこおり状態のときでも使用可能。その場合、こおり状態を回復した上で攻撃する。
攻撃後、与えたダメージの1/3だけ反射ダメージを受ける。命中したとき、1割の確率であいてをやけど状態にする。

ほのおタイプの物理技で最強の技、炎版すてみタックル。
攻撃後の反動が厄介ではあるが、高い威力と安定した命中を持った優秀な技で、この技の登場によりウインディ、バシャーモ、ヒヒダルマなど物理アタッカー型のほのおポケモンが、高いこうげきを活かせるようになった。1割の確率でやけどの追加効果があるが、ほとんどおまけのようなものであり、追加効果がある事自体知られていないケースもある。
かえんぐるまやせいなるほのおと同じく、こおり状態を回復した上で攻撃することができる優れた技である。

この技を覚えられないブースターやエンテイが不遇ポケモンと言われているのは非常に有名であるが、XYにてブースターはついにフレアドライブを習得することができた(映画の前売り特典に付いていた映画エンテイはフレアドライブを覚えていた)。
なお、エンテイは相変わらず習得できなかったものの、「せいなるほのお」を習得できるようになった。

ほのおのパンチ / ぶつり技 威力75 命中100 PP15~24 
攻撃が命中したとき、1割の確率で相手をやけど状態にする。

三色パンチの一角である物理技。威力が低いのが難点だが、おしえ人やわざマシンがあることは嬉しい。
ナットレイやハッサムといた具合に比較的メジャーなはがね複合のポケモンの4倍弱点を突けるが、物理主体のポケモンでもだいもんじを覚えられるポケモンが以外と多く、はがねタイプはぼうぎょよりとくぼうの低いポケモンの多いためはがねタイプに対してはそちらの方が有効かもしれない。

切り札となることはあまりないものの、物理アタッカー型のポケモンのサブウェポンになることがある。

ほのおのキバ / ぶつり技 威力65 命中95 PP15~24 
攻撃が命中したとき、1割の確率で相手をひるませ、1割の確率でやけど状態にする。

三色キバの一角である物理技。ひるみとやけどの追加効果を持つ。
まひやこおりに比べてやけどはひるみとの相性が悪いことから、こおりのキバやかみなりのキバに比べて採用率は低め。威力・命中・汎用性のどれをとってもほのおのパンチに劣るものの、この技とほのおのパンチを併用できるポケモンは少なく、まだ採用の価値はある。

ブースターやエンテイは物理アタッカー型にもかかわらず、フレアドライブやほのおのパンチといったほのおタイプの物理技を覚えられない……が、これを使わせるぐらいならば、多少とくこうが低くともだいもんじやオーバーヒートを使わせた方が有効と思われる。
第6世代でブースターはフレアドライブを、エンテイはせいなるほのおを習得できるようになった!これで不遇とか言われないね!

ブラストバーン / とくしゅ技 威力150 命中90 PP5~8
この技を使ったポケモンは、技を命中させた場合、その次のターンは、技を使う事も交代することも出来ない。

 ほのおタイプ御三家の最終進化系のみが覚えられるおしえ技。XDならヒノアラシも習得している。
ミュウが覚えられないおしえ技の一つ。
脅威的な威力を持つが、使用後に行動不能になるデメリットが大きな欠点となっている。だいもんじやオーバーヒートを連発した方が効率が良いため採用率は低い。しかし、エフェクトはとてもかっこいい。ほのおポケモンファンなら一度は見てみよう。

某ロボットの技・ブレストバーンと名称が良く似ているが、混同しないように。

ふんえん / とくしゅ技 威力80 命中100 PP15~24
攻撃が命中したとき、3割の確率で相手をやけど状態にする。ダブルバトルの場合、自分以外の3匹全員に当たる。

第4世代で登場した特殊技。ほのお版のほうでん。かえんほうしゃやだいもんじと比べ、威力が控えめな代わりにやけどの追加効果を与える確率が高く、『相手をやけど状態にしたいけど鬼火じゃ命中不安だし直接ダメージ与えられないし…』という微妙なニーズにお答えする技。

しかししょせんは確率なので、やけどが発生しない場合かえんほうしゃにダメージで劣るため、採用するかどうかは良く考えてからにしよう。使うのが単なる特殊アタッカーならばかえんほうしゃやだいもんじで一気に倒したほうが良いことも多い。この技はダブルバトルでは攻撃範囲が自分以外全てのため、ダメージややけどをばらまく用途では使える。その場合、相方にはやけどしないようなポケモンを用意しよう。

れんごく / とくしゅ技 威力100 命中50 PP5~8
攻撃が命中したとき、あいてをやけど状態にする。

第5世代で登場した特殊技。第2世代のでんじほうやばくれつパンチと似通った性能を持ち、当たれば高威力のうえ、やけど無効でない限り必ずやけど状態にする追加効果も強力。ただし命中率は低い。2回に1回は外れるのを承知で撃つか、じゅうりょくやどうぐで命中率を補正して撃ちたい。

レベルアップで覚えるポケモンは意外と多く、同時期登場のクイタランやヒトモシ系をはじめ、ヒトカゲ系、ロコン系、ポニータ系、ヒノアラシ系、デルビル系など、全てほのおタイプ。またムウマがPDW限定技として覚えており、ほのおタイプ以外で覚えられるのはこのムウマ系のみ。

マグマストーム / とくしゅ技 威力100 第五世代までは120 命中75 PP5~8
攻撃が命中したとき、あいてポケモンを炎に閉じこめ、2~5ターン逃げられなくして毎ターンダメージを与える。

ヒードラン専用技。ドーブルとか知らない。ほのおのうずの上位技であり、120という威力と、相手のポケモン交換を封じてターン終了時にダメージをじわじわ与えるという追加効果を合わせ持つ高性能な技。命中率が若干不安。
BWでは命中が70から75へ若干上がり、束縛ターンが最低4~5ターンへと上がり強化された。 

マグマストームにとって何よりも大変なのはこの技を習得する段階である。通常はヒードランをレベル96まで上げないと覚えないのである。伝説ポケモンだけあって経験値テーブルも非常に高く、大量の経験値を必要とするため、覚えるだけで一苦労だった。そのためかはわからないが、後に映画公開記念で配布されたヒードランはあらかじめマグマストームを覚えており、ちょっとしたサービスとなった。
また、第六世代では基本技としても存在するため、ハートのウロコで思い出させることが可能。

もえつきる / とくしゅ技 威力130 命中100 PP5~8
技を使用すると自身の炎タイプが失われる。炎タイプ以外が使うと不発になる

第7世代で初登場した技ながら、習得ポケモンはガーディ系(遺伝のみ)、ファイヤー、ヒノアラシ系と古参の炎ポケモン3系統という変わった人選。

燃え尽きるの文字通り使用者の炎タイプが消失するという特異な効果を持つ。飛行タイプ単色のポケモンが使用するとノーマルタイプになるはねやすめ(実行には特定の技を揃えたドーブルが必要)とは違い、炎タイプ単色のポケモンがもえつきるを使用した場合、ノーマルタイプではなく無属性、即ちタイプそのものがない状態になりどの技にもタイプ一致補正がかからず相手からの攻撃もすべて等倍で受けるようになる。

弱点攻撃を読んでこの技を使えば受けるダメージを軽減するという使い方もできるが、耐性もすべて失われるので注意。また、使用者が炎タイプを有していないと失敗してしまうので連発することはできない。

おにび / へんか技 命中85 第五世代までは75 PP15~24  相手のポケモン1体をやけど状態にする。

妖しい炎、というより炎といえるか怪しいものを放ち、相手をやけど状態にしてしまうほのおタイプの補助技。
どんなに高火力で燃やしても確率でしかやけどしないのに、一体どうやってやけどさせるのか、という問題を見事に解消している。
イメージどおりゴーストポケモンが多く覚え、ほのおポケモンではこの技を覚えるものはロコンぐらいだったが、第4世代からは技マシンに採用され汎用性がかなり高くなっている。
(といっても、力押しの戦術をとるほのおポケモンは、滅多に使用する機会がないのだが。)

主に、耐久型のポケモンが物理アタッカーの対策として使用する。やけどで物理技の威力を半減させておいて、自分の得意な持久戦に持ち込むという訳である。

にほんばれ / へんか技 PP5~8 天気を「はれ」状態にする。

ほのお・くさタイプにとって基本的に有利で、みずタイプにとっては全体的に不利な状態である「はれ」状態にする。この技を利用するパーティは俗に晴れパと呼ばれる。
特性「ようりょくそ」を待ったポケモンのすばやさを2倍にする、特性「しゅうかく」の発動率が100%になる、こうごうせい・あさのひざし・つきのひかりで回復するHPの量が増える、ソーラービームを溜め無しで使える、せいちょうの効果が二倍になるなどくさタイプが有利になる点が多い。
肝心のほのおタイプが受けられる恩恵はほのお技の威力が1.5倍になったり、みずタイプの技が、0.5倍になって軽減されたりする。ほのおポケモンは攻撃に特化したステータスを誇り、高威力のほのお技もたくさんあるので、だいもんじなどと組み合わせるとんでもない破壊力となる。
とは言っても、効果が広範囲に及ぶ代わりに使い勝手が少し悪くなっている。詳しくは「にほんばれ」参照のこと。

第5世代以降では「ひでり」(場に出た瞬間に天気を「はれ」状態にする特性の一つ)が禁止級のグラードンだけでなく夢特性でキュウコンに解禁されたことから晴れパが作り易くなった。しかし、天候を変える特性を持つポケモンの中で最速であるため、バッティングした際には相手の天候が優先されてしまうという欠点がある。
加えて第6世代で「ひでり」を含む天候変化の特性の効果が5ターンまでしか続かなくなってしまった。
その為、後で変わってしまったり、5ターン過ぎてしまった時でも、天候を変えるにほんばれもまだまだ使えるといえる。 

最終進化系 種族値表







1



2
H
P






リザードン ほのお ひこう 78 84 78 109 85 100 534
キュウコン ほのお 73 76 75 81 100 100 505
ウインディ ほのお 90 110 80 100 80 95 555
ギャロップ ほのお 65 100 70 80 80 105 500
ガラガラ
(アローラ)
ほのお ゴースト 60 80 110 50 80 45 425
(「ふといホネ」所持) 60 180~
212
110 50 80 45 525~
557
ブースター ほのお 65 130 60 95 110 65 525
ファイヤー ほのお ひこう 90 100 90 125 85 90 580
バクフーン ほのお 78 84 78 109 85 100 534
マグカルゴ ほのお いわ 50 50 120 80 80 30 410
ヘルガー あく ほのお 75 90 50 110 80 95 500
エンテイ ほのお 115 115 85 90 75 100 580
バシャーモ ほのお かくとう 80 120 70 110 70 80 530
バクーダ ほのお じめん 70 100 70 105 75 40 460
コータス ほのお 70 85 140 85 70 20 470
ポワルン
(たいよう)
ほのお 70 70 70 70 70 70 420
ゴウカザル ほのお かくとう 76 104 71 104 71 108 534
ブーバーン ほのお 75 95 67 125 95 83 540
ロトム(ヒート) でんき ほのお 50 65 107 105 107 86 520
ヒードラン ほのお はがね 91 90 106 130 106 77 600
エンブオー ほのお かくとう 110 123 65 100 65 65 528
バオッキー ほのお 75 98 63 98 63 101 498
ヒヒダルマ ほのお 105 140 55 30 55 95 480
ヒヒダルマ
(ダルマモード)
ほのお エスパー 105 30 105 140 105 55 540
シャンデラ ほのお ゴースト 60 55 90 145 90 80 520
クイタラン ほのお 85 97 66 105 66 65 484
ウルガモス むし ほのお 85 60 65 135 105 100 550
マフォクシー ほのお エスパー 75 69 72 114 100 104 534
ファイアロー ほのお ひこう 78 81 71 74 69 126 499
カエンジシ ほのお ノーマル 86 68 72 109 66 106 507
ガオガエン ほのお あく 95 115 90 80 90 60 530
オドリドリ
(めらめら)
ほのお ひこう 75 70 70 98 70 93 476
エンニュート どく ほのお 68 64 60 111 60 117 480
バクガメス ほのお ドラゴン 60 78 135 91 85 36 485
平均(禁止級・メガシンカ除く) 77 90 81 99 81 81 509
メガリザードンX ほのお ドラゴン 78 130 111 130 85 100 634
メガリザードンY ほのお ひこう 78 104 78 159 115 100 634
メガヘルガー あく ほのお 75 90 90 140 90 115 600
メガバシャーモ ほのお かくとう 80 160 80 130 80 100 630
メガバクーダ ほのお じめん 70 120 100 145 105 20 560
平均(禁止級除く・メガシンカ込み) 77 94 82 105 83 82 524
ホウオウ ほのお ひこう 106 130 90 110 154 90 680
ビクティニ エスパー ほのお 100 100 100 100 100 100 600
レシラム ドラゴン ほのお 100 120 100 150 120 90 680
ボルケニオン ほのお みず 80 110 120 130 90 70 600
ゲンシグラードン じめん ほのお 100 180 160 150 90 90 770
平均(全て含む) 80 98 86 108 87 83 541
  • 各ポケモンにつき、最もステータスの伸びがいいものを、伸びにくいものをで表示してます。
  • 平均値は小数点以下を四捨五入、ヒヒダルマ(ダルマモード)は平均から除外
  • (持ち物によって常時ステータス補正の入るポケモンは、「努力値無振り時~努力値全振り時」で別途記載。
    混乱を避けるため、補正の入ったステータスは平均値の計算からは除外。)
  • こうげき・とくこうが高い攻めに特化したタイプであるのはイメージの通り。禁止級を除けばこうげき第5位のヒヒダルマやとくこう第1位のシャンデラなどが最たる例だろう。
  • 守りを捨て、形振り構わずにひたすら攻めるタイプのポケモンが多く、全体的に耐久が低い傾向があるので、持久戦には不向きである。
  • みずタイプの「なみのり」やじめんタイプの「じしん」など使用率の高い技が弱点であるなど、不遇なタイプではあったものの、はがねタイプの登場、くさタイプやむしタイプのテコ入れによって相対的に大幅に強化された。

ほのおポケモン全表

図鑑別

カントー
(No.001~151)
004 ヒトカゲ
005 リザード
006 リザードン
037 ロコン
038 キュウコン
058 ガーディ
059 ウインディ
077 ポニータ
078 ギャロップ
105 ガラガラRF
126 ブーバー
136 ブースター
146 ファイヤー
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ジョウト
(No.152~251)
155 ヒノアラシ
156 マグマラシ
157 バクフーン
218 マグマッグ
219 マグカルゴ
228 デルビル
229 ヘルガー
240 ブビィ
244 エンテイ
250 ホウオウ
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ホウエン
(No.252~386)
255 アチャモ
256 ワカシャモ
257 バシャーモ
322 ドンメル
323 バクーダ
324 コータス
351 ポワルン
(たいよう)
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シンオウ
(No.387~493)
393 ヒコザル
394 モウカザル
395 ゴウカザル
467 ブーバーン
479 ロトム
(ヒート)
485 ヒードラン
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イッシュ
(No.494~649)
494 ビクティニ
498 ポカブ
499 チャオブー
500 エンブオー
513 バオップ
514 バオッキー
554 ダルマッカ
555 ヒヒダルマ
607 ヒトモシ
608 ランプラー
609 シャンデラ
631 クイタラン
636 メラルバ
637 ウルガモス
643 レシラム
カロス
(No.650~721)
653 フォッコ
654 テールナー
655 マフォクシー
662 ヒノヤコマ
663 ファイアロー
667 シシコ
668 カエンジシ
721 ボルケニオン
アローラ
(No.722~)
725 ニャビー
726 ニャヒート
727 ガオガエン
741 オドリドリ
(めらめら)
757 ヤトウモリ
758 エンニュート
776 バクガメス

タイプ別

ほのおのみ

ヒトカゲ リザード ロコン キュウコン ガーディ ウインディ
ヒトカゲ リザード ロコン キュウコン ガーディ ウィンディ
ポニータ ギャロップ ブーバー ブースター ヒノアラシ マグマラシ
ポニータ ギャロップ ブーバー ブースター ヒノアラシ マグマラシ
バクフーン マグマッグ ブビィ エンテイ アチャモ コータス
バクフーン マグマッグ ブビィ エンティ アチャモ コータス
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ヒコザル ブーバーン ポカブ バオップ バオッキー
ポワルン ヒコザル ブーバーン ポカブ バオップ バオッキー
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ダルマッカ ヒヒダルマ クイタラン フォッコ テールナー
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シシコ カエンジシ カエンジシ

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(ヒート)
ロトム(ヒート)

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