ブースター（ポケモン）とは (ブースターとは) [単語記事]

進化条件別表
	リーフィア	グレイシア
DPt	ハクタイの森でLv.UP	217番道路の野外でLv.UP
BW BW2	ヤグルマの森でLv.UP	ネジ山の氷の部屋でLv.UP
X・Y	迷いの森の苔むした岩周辺でLv.UP	フロストケイブの凍った岩周辺でLv.UP
ORAS	トウカの森でLv.UP	浅瀬の洞穴最下層でLv.UP
SM USUM	シェードジャングルの奥地でLv.UP	ラナキラマウンテンの洞窟内でLv.UP
剣盾 SV Z-A	リーフのいしを使う	こおりのいしを使う
BDSP	ハクタイの森でLv.UP もしくはリーフのいしを使う	217番道路の野外でLv.UP
LEGENDS アルセウス	奥の森の苔むした岩周辺で進化させるもしくはリーフのいしを使う	極寒の荒地の凍った石周辺で進化させるもしくはこおりのいしを使う

図鑑データ

全国図鑑

#0136

図鑑の色

#183
#187（HGSS）

#―

#166

#094（BW2）

#080（ｺｰｽﾄ）

#126（ｱﾛｰﾗ）
#053（ｱｰｶﾗ）

（USUM）
#156（ｱﾛｰﾗ）
#057（ｱｰｶﾗ）

#199
#077（ｶﾝﾑﾘ）

#028

←サンダース　｜　ポリゴン→

No.0136 なきごえ	ブースターほのおポケモンたかさ　　0.9m おもさ　　25.0kg ほのおタイプ

たいないに　ほのおぶくろが　ありふかく　いきを　すいこんだあと１７００ど　の　ひを　はく。

種族値　合計525
H P	攻撃	防御	特攻	特防	素早
65	130	60	95	110	65

図鑑説明

ポケットモンスター赤・緑、ファイアレッド、Y: たいないに　ほのおぶくろが　あり　ふかく　いきを　すいこんだあと　1700ど　の　ひを　はく。
ポケットモンスター青、リーフグリーン: からだに　ほのおを　ためてるとき　たいおんが　900ど　いじょうに　あがるので　ひじょうに　きけん。
ポケットモンスターピカチュウ、Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ: たいないに　ほのおぶくろが　あって　すいこんだ　いきを　1700どの　ほのおにして　くちから　はきだす。
ポケットモンスター金、ハートゴールド、ソード: すいこんだ　くうきの　いちぶは　たいないの　ほのおぶくろに　おくられ　 1700どの　ほのおに　なる。
ポケットモンスター銀、ソウルシルバー、バイオレット: くびのまわりの　ふかふかした　たいもうを　ひろげ　900どまで　あがった　たいおんを　さましている。
ポケットモンスタークリスタル、ソード: たいないに　ほのおが　たまると　ブースターの　たいおんも　さいこう　900ど　まで　あがっていく。
ポケットモンスタールビー・サファイア、エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア: ふさふさの　たいもうは　あがりすぎた　たいおんを　くうきに　ほうねつして　さげる　きのうを　もつ。　たいおんは　さいこう　900ど　まで　あがるぞ。
ポケットモンスターダイヤモンド・パール、X、シールド、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール: たいないに　ほのおぶくろを　もつ。　たたかいが　はじまる　ちょくぜんには　たいおんが　900どまで　あがる。
ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト: すいこんだ　いきは　たいないの　ほのおぶくろで　1700どに　まで　ねっせられて　ほのおと　なる。
ポケットモンスターブラック2・ホワイト2、スカーレット: すいこんだ　くうきを　たいないの　ほのおぶくろに　おくりこみ　1700どの　ほのおにして　ふく。
ポケットモンスターサン: きのみや　えものを　つかまえると　ほのおを　ふいて　ウェルダンぐらいに　なるまで　やきあげてから　ガブリ。
ポケットモンスタームーン: へいきんたいおん　7～800ど。　たいないに　ある　ほのおぶくろでは　1700どの　ほのおが　もえている。
ポケットモンスターウルトラサン: おおきく　くうきを　すいこむのは　こうげきの　サイン。　1700どの　ほのおが　おそってくるぞ。
ポケットモンスターウルトラムーン: こうふんすると　たいないに　ある　ほのおぶくろに　ひが　ついて　たいおんは　900ど　まで　あがる。
Pokémon LEGENDS アルセウス: ふくろじょうの　ないぞうにて　ほのおを　もやす。　たいきを　すいこみ　かりょく　つよめたり。　その　おんど　じつに　1700どに　たっす。

概要

イーブイからの分岐進化の1種で、初代（赤・緑）から続く伝統の石進化組。『ほのおのいし』を使用する事で進化する。
イーブイの進化系8種の中で唯一進化前であるイーブイから首の周りのもふもふを引き継いだ。正統進化である（？）体型もイーブイ同様寸詰まりの短足体型で、おそらくイーブイの面影を最も残している進化形態と思われる。
性別比率が7:1（87.5%:12.5%）、孵化歩数が8960歩（剣盾、SVは4480歩、ドラゴン系統等に続き2番目に多い）etc･･･厳選が大変なポケモンの代名詞的な存在であるイーブイとその進化系（通称ブイズ）の1種。更に似合ったオシャボに入れたい、なんて思ってしまったら･･･
通常特性、夢特性はそれぞれ
『もらいび』
ほのおタイプの攻撃技を受けた時、無効化し自身のほのおタイプの攻撃技の威力が1.5倍になる
『こんじょう』
状態異常時、こうげきが1.5倍になる
である。
ただ進化前のイーブイには通常特性が2種類あるのだが、その進化系のブースターは何故か『もらいび』1種類のみ。その為、第2特性の追加が心待ちにされている。
色違いは全身が赤味の強いオレンジから、黄色味の強いオレンジになる。
ポケパルレで確認するに、触られて気持ちイイのは頭のもふもふ、逆にイヤがる部位は尻尾のもふもふの様である。さあ、皆もLet’s もふもふ♪
初代から存在し、その頃は非常に貴重なポケモンであった。具体的には進化前のイーブイを1プレイにつき1個体しか手に入れる事が出来なかった。一応の救済措置として、進化先3種を図鑑に載せる為の手段は用意されていた。
初代ではほのおタイプ自体が不遇だった事もあり、攻略本に「こんな苦行じみた進化はさせない方がいい」と書かれる始末。
一体ブースターが何をしたって言うんだよ…！？
ポケモンの高種族値の指針の1つに“130”という数値があるが、ブースターのこうげき種族値はその130。
…なのだが、第3世代以前は技毎ではなくタイプ毎に依存するステータスが『こうげき』『とくこう』に分かれており、ほのおタイプは“とくこう依存”だった上にブイズ特有の技範囲の狭さも重なり、その高いこうげきをあまり活かす事が出来なかった。
それでも初代では“とくしゅ”種族値（当時は『とくこう』と『とくぼう』が一括り）が110と高かった為、あえてこうげきを捨てて特殊型で戦う事も出来た。
…のだが、第2世代で“とくしゅ”が『とくこう』『とくぼう』に分化し、肝心のとくこう種族値は95へと下げられてしまった。
第4世代においてようやく攻撃技の依存ステータスが、それまでのタイプ毎→技毎へと念願の仕様変更。
･･･された所までは良かったのだが（この流れも飽きてきた）、高いこうげきを活かそうにも何故か『フレアドライブ』は覚える事が出来ず、メインウェポン（タイプ一致の主力技）が威力65の『ほのおのキバ』止まり。~~それにこの技、この性能のクセして命中も95だからたまに外す。~~
主なライバルとしては、
ウインディ
ブースターの上位互換と言ってしまっても過言ではない様な比べ物にならない程の技のレパートリーに始まり、特性は優秀な『いかく』、合計種族値 555という恵まれた数値を全体的にバランス良く配分された“伝説ポケモン”
ヒヒダルマ
ブースターを“こうげき種族値ほのおタイプNo.1”の座から引きずり降ろした上更に特性『ちからずく』でお手軽にその火力を底上げし、加えてブースターに足りないと長年言われていたHP＆すばやさをピンポイントで上昇させた様なステータスを持つ
の2体が挙げられる。~~･･･ら、ライバル･･･？~~
上記に挙げた特徴以外についても、合計種族値は525と十分に高くまたとくぼうは110という数値を誇ってはいるが、残りの配分によりＨＰ65・ぼうぎょ60・すばやさ65と見事なまでに低耐久＆鈍足という2大不利要素を両立・実現してしまっている。
コレを読まれている方の中にもどこかで目にした事があるという方もいると思うが、そのあまりの不遇さから、いつの頃からか自然と呼ばれる様になってしまったアダ名･･･それが『唯一王』である。
ただ本当のブースター好きの間では、このワードに込められた皮肉・揶揄の為にあまり良く思わない人もいる事に注意しよう。
プラチナ版からは教え技で、第5世代からは技マシンでそれぞれ
『ばかぢから』
元々は第3世代の準伝説ポケモン“レジ系”の専用技であった、使用後に攻撃＆防御ランクが1段階低下してしまう威力120のかくとうタイプの物理攻撃技
『ニトロチャージ』
使用後に素早さランクが1段階上昇する、タイプ一致の物理攻撃技
を新たに習得。
『ばかぢから』はその反動から連発はしにくいが、ほのおタイプを半減するいわタイプには抜群・みず＆ほのお＆ドラゴンには等倍と相性補完としては申し分なく、また自身の高いこうげきを活かせる技として大変優秀なサブウェポンを獲得したといえる。
『ニトロチャージ』は正直な所運用がなかなか難しいが、素早さを上昇させる積み技として上手く積む事さえ出来れば、その瞬間からブースターが“こうげき種族値 130のほのおタイプ速攻アタッカー”へと変貌を遂げる。後述する特性：こんじょうと併せて破壊王になるのも良し、補助技『バトンタッチ』で他の仲間に引き継がせるのも良しである。
そして、ブースターがこの世に生を受けてから17年8ヶ月と13日経ったとある日の事･･･

ブースターは　レベル45に　あがった！

ブースターは　新しく　フレアドライブを　覚えたい……▼

しかし　ブースターは　技を　4つ　覚えるので　せいいっぱいだ！▼

フレアドライブの　代わりに　他の　技を　忘れさせますか？
忘れさせる！←
忘れさせない

1　2の……　ポカン！▼

ブースターは　ほのおのキバの　使い方を　きれいに忘れた！▼

そして……！▼

ブースターは　新しく　フレアドライブを　覚えた！

第6世代のX･Yにおいて、長年の悲願であったフレアドライブを遂に習得。…おめでとう、ブースター…！！！
第5世代において、公式ファンクラブ『ポケモンだいすきクラブ』で催された企画『ポケモンラビリンス～真夏の大調査団～』への参加者全員プレゼントとして、ブースターを含めた夢特性のイーブイ ♂の進化系が解禁された。その後は順次♀を含めた夢特性のイーブイが解禁されており、今となっては特に珍しい存在でもなくなった。
ねがまも耐久型、AS ベーススカーフ型、ニトロ積みバトン型 etc･･･正直な所いずれも使いこなす事は決して簡単ではなく、上級者向けのポケモンであるという事実は否めない。しかしきちんとその場その場にあった選出・運用をしていけば、時にこちらが期待した以上の成果を上げてくれる事があるのもまた事実である。
短所ばかりがクローズアップされがちではあるが、何が出来るのか・どう運用すれば活躍出来るのかに目を向ける事が大切である。
主なサブウエポンはアイアンテール（低命中）、とっておき（他の技を全て使うことが条件）、ばかぢから（ステータス低下）、おんがえし、あなをほる（タメ攻撃）、かみつく（低威力）、でんこうせっか等。前述の通りおんがえし以外は何かしらのデメリット持ちなのが痛いか？
アニメにおいては、イーブイ4兄弟のアツシ、エンジュの舞妓5姉妹のコウメ、ポケモンコーディネーターのウララ、イーブイレスキュー隊を名乗るバージル etc…多数のトレーナーが所持している。また、オバサンと呼ばれたムサシがブースターに進化している。
2013年 7月に公開された劇場版ポケットモンスター16作目において、短編映画『ピカチュウとイーブイ ☆フレンズ』という、何とブイズにスポットを当てた作品が登場！やったね♪もちろんブースターも主役級の1体として出演している。
2016年に行われたポケモンの公式人気投票企画『ポケモン総選挙720』では95位を記録。100位圏内を惜しくも逃した初代進化組の中で唯一堂々の100位圏内である。