やっぱり霞を食ってるようなのはヤバいなとは (ヤッパリカスミヲクッテルヨウナノハヤバイナとは) [単語記事]

やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな

やっぱり放射能食ってるやつは違うな

やっぱり霞を食ってるようなのはヤバいな

概要

ネタバレ反転。シン・ゴジラ未視聴の方はご注意。

2016年公開の映画『シン・ゴジラ』に登場するタイトルロール、ゴジラ。身長60～118・5mと急激に成長し、環境に適応するため驚くべき速度で進化していく規格外のこの存在はいったいなにをエネルギー源としているのか。

基礎代謝（動かずに寝ているだけで消費するエネルギー）だけでも相当の熱量を要することは想像に難くない。

その正体は、周囲から吸収した物質の原子を生存に必要な任意の原子に変換し、同時にその崩壊熱をも利用して生命活動を維持するという混合栄養生物と推測される。空気中の窒素、酸素、炭素、希ガスや、水中の水素原子をエネルギー源に作り変えることができるのである。すなわちゴジラは食事を要しない。空気や水があればどこでも生存可能なのである。この驚くべき生態に、矢口蘭堂内閣官房副長官の秘書官である志村祐介は、

「まるで霞を食って生きる仙人みたいだな……」

と震撼した。

ゴジラの有する熱核変換生体器官のメカニズムを解明することができれば、それこそ鉄から黄金を生成する錬金術も可能となるかもしれない？