クソゲーオブザイヤー2009

クソゲーオブザイヤー2009(KOTY2009)とは、2009年の1月1日から12月31日の間に発売されたゲームの中で、一番のクソゲーを選評・総評したものである。

2009年について

「四八ショック」に続き「七英雄」によって、またノミネート基準が大幅に上昇してしまった据置KOTYスレ。しかし前年は前年、2008年でもノミネートしたであろうソフトを選外送りにする中で、特色豊かな５本のソフトがノミネートを果たした。
クローザーを始め、インパクトがありすぎた前年に比べると地味で、本数も減ったため不作という声も一部であがっている。しかし笑える要素のほとんどないソフトばかりということで、2008年よりひどいともいえる。特にWiiウェア人気ソフト（ランキング）に居座り続けている人生ゲームと、絵の修正・システム改良・人気武将の新シナリオ導入ということで期待していた購入者も多かった戦極姫は、前評判との落差でガッカリゲーとしてのポイントも高かった。最終的には上述の「人生ゲーム」と「戦極姫」が大賞を争うこととなったが、人生ゲームにはそもそも何もないのが特徴であり、「ゲー無」を大賞とした総評を書く者は少なく、ネタで勝る戦極姫～戦乱に舞う乙女達～が大賞に輝いた。
また、飯島多紀哉氏を全力で擁護する「四八(仮)KOTY撤回党党首(通称党首)」がスレを騒がせる微笑ましい一幕もあった。

携帯部門では、新規参入メーカーフリューが立て続けにノミネート作品を送り込むなど例年以上の盛り上がりを見せたものの、年末に登場した戦極姫のインパクトに勝てず、大賞には届かなかった。
これにより、本年のクソゲーオブザイヤー2009大賞作品は据え置き・携帯の両部門において戦極姫～戦乱に舞う乙女達～が驚異の2冠を達成するという怪挙をなしとげた。

エロゲ部門では魔法少女アイ参１強だった前年とは異なり、Hシーン真っ黒の未完成品を販売した挙げ句、ヒロインの立ち絵の顔だけ写してフェラ(通称・生首フェラ)まで披露した「ひしょ×ひしょ」や質、量ともに壮絶なバグの嵐を披露し仕様すら前作より劣化させた「タイムリープぱらだいす」など修羅の国に相応しいクソゲーがひしめき合う激戦となったが、「りんかねーしょん☆新撰組っ！」がバグもなく普通にゲームとして遊べるにも関わらず難解かつ説明不足な超展開シナリオの一点のみでこの激戦を制し、大賞をもぎとった。

乙女ゲー部門は「ジョーカーの国のアリス」がPC破壊クラスの問題点はないものの、リトライ出来ないオンライン認証や全てにおいて壮絶なシナリオ、絵などのクソを引っ提げ、３連覇を狙うクインロゼにふさわしい王者の風格を見せ付けたが、救いの無い鬱グロシナリオで乙女ゲーマーに大ダメージを与えた「断罪のマリア」を押す声も強く、スレは2008年の据え置きを彷彿とさせる激戦となった。結局最後まで決着はつかず、異例のW受賞となった。

据え置きハード版　クソゲーオブザイヤー2009　大賞作&次点作

大賞　"α版なのは社名だけにしてください"

• 戦極姫～戦乱に舞う乙女達～→バグ情報
  本作はPCエロゲーの移植だが、城に配置していたキャラが消滅したり、所持金がおかしくなったりといった瑣末なバグから、武将がnull化しその城に在籍した武将は一切操作不能になる、セーブデータ画面でフリーズするなどゲームとしての出来すら疑われるバグまであり、いろいろありすぎてここには書ききれない 。
  さらにはバージョンアップ版と見られる『戦極姫２』をPCエロゲーで発売すると発表。本作には未使用CGや音声(不適切なモノも含む)も含まれており、これはα版とでも言うべきか。このクソゲーを掴まされた被害者（PSP版含めて１万人以上）には合掌せざるを得ない。
  
  余談だが、元のPC版は2008年度エロゲ板KOTY次点作である。(大賞は「ごらんの有様だよ!!!」のアレ)
  まさにエロゲ板という名の「修羅の国」から来た黒船であり、携帯版も手中に収め、二冠達成となった。

次点（次点の詳しい理由はこちら）

• 人生ゲーム（Wiiウェア） (手抜きというよりは虚無の様相を呈し「ゲー無」という単語を産み出した。)
• 戦国天下統一 (ショボいグラフィックやひどいインターフェース、バグだか仕様だか分からない現象多発。)
• Let’s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!! (寒いセンス、キモいグラフィック等で異彩を放っていた。)
• 黄金の絆 (各所に漂う手抜き臭、無駄なシステム、公式（特に社長）の痛さが目立った。)

昨年に続き豊作となったこの年は、「人生ゲーム」等次点を含めた5本が「四天王」と呼ばれることになった。
数が合わないような気もするが、『姫』本編にも「5人目がいる四天王」が登場するので問題はあるまい。

関連動画

クソゲーオブザイヤー2009据置版動画

プレイ動画一覧

ある意味第二の四八ショック（党首動画）　　　　　　　　　ゲハ民こと総統閣下がお怒りのようです（嘘字幕動画）

関連商品

携帯ゲームハード版　クソゲーオブザイヤー2009　大賞作&次点作

大賞　 "銭払い　デバック頑張る　我が身かな　クリアのことは　夢のまた夢"

• 戦極姫～戦乱に舞う乙女達～

内容（バグ含む）が、固有シナリオやハード仕様に因るものを除き据置版とほぼ同じであり、次点と比べても大きいインパクトを与える内容だったため、同タイトルによる２部門制覇となった。

PCギャルゲー（PCエロゲー移植）は、元の作品にバグがあったとしても移植時に修正されることが多く、基本的に安牌とされていたが、「エロがなくなった分、バグを増やしました」とでも言いたげな有様は、スレ住人も予想すらできず、据置板も含めKOTYスレは大いに盛り上がることとなった。

次点

• 北斗の拳　ラオウ外伝　天の覇王(あまりにも短い、薄い内容。)
• ラストバレット(3時間でクリアできる短さと照準のぶれまくりでまともに狙撃できない狙撃シーン、小学校の学芸会レベルのシナリオ。)
• 超名作推理アドベンチャーDS レイモンド・チャンドラー原作 さらば愛しき女(クリアまで１時間の短さ、原作レイプと呼べるほどのストーリー改変。)
• 世界ふしぎ発見DS ～伝説のヒトシ君人形を探せ～(3時間でクリアできる短さ、クイズに間違えても正解するまで続行、酷いキャラグラ。)

次点作品のうち「ラストバレット」「さらば」「ふしぎ」の3つは新規参入のフリューによるクソゲー。
"フリュー三銃士"、"プロ初スタメンでバックスクリーン3連発"と揶揄され、スレにネタを提供した。
なお、「戦国天下統一」のクソさは評価されたものの、いろいろな理由で総評で名前が挙がる程度にとどまった。

関連動画

AAA氏制作の動画

ゆーきち氏制作の動画

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「n人が購入しました」というのは全て幻覚である。購入する際は覚悟するように。

乙女ゲー版　クソゲーオブザイヤー2009　大賞作&次点作

大賞

• ジョーカーの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜
• 断罪のマリア THE EXORCISM OF MARIA

次点

• クリムゾン・ロワイヤル〜Circumstance to serve a noble〜

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エロゲー版　クソゲーオブザイヤー2009　大賞作&次点作

大賞　 "普通の萌えゲーを期待したらkonozamaだよ！"

• りんかねーしょん☆新撰組っ！
  転生モノとパラレルワールドが混じったようなシナリオで、幻覚の形で前世や前前世の記憶が挿入されるが、それらがシーンなどに関係なく挿入され、しかも内容はそのシーンとほぼ関係ない物であるため
  要点は説明不足で蛇足は満載という状況に陥っており、住人からは「麻薬をやってフラッシュバックしてるような構成」とまで評された。
   
  また、シナリオ以外の部分はほとんど問題なく、未完成という訳でもないにも関わらずそのシナリオのみで他の作品を押しのけ大賞に輝いたその様は「ストロングスタイル」と呼ばれ賞賛された。

次点

• MQ～時空の覇者～(未完成投げっぱなし、打ち切りエンディング。)
• タイムリープぱらだいす(宣伝詐欺、壮絶な量のバグ。)
• ひしょ×ひしょ(生首フェラ、酷いメーカー対応。)

関連動画

関連項目

• クソゲーオブザイヤー
• 戦極姫
• 人生ゲーム
• ごらんの有様だよ!!!

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