クリミア・コンゴ出血熱(CCHF)とは、非常に危険なウイルス感染症である。
別名、クリミア病。
エボラ出血熱と並んで有名なウイルス性出血熱の一つ。主にアフリカ大陸とユーラシア大陸(東欧、中央アジア、中東、南アジア)で流行している。
致死率はエボラ出血熱ほど高くはない(それでも30%程度であり非常に危険な病気であることに変わりはないが)ものの、エボラ出血熱と異なりアフリカ以外でも発生しているため、流行地域が広いのが特徴である。
ウイルスを保有している哺乳類(牛、羊、ヤギなど)に触れたり、その動物の血を吸ったマダニに咬まれることで感染することが多い。
また、ヒトからヒトに伝染することもあり、特に患者の血液や下痢便、嘔吐物などは危険である。感染症法では一類感染症となっているため患者は原則として隔離入院となる。
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最終更新:2025/12/12(金) 18:00
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