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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
シェイクスピアとは、 小説『Fate/Apocrypha』に登場するサーヴァントである。
CV:稲田徹
イラスト:倉花千夏 / 設定制作:賀東招二
なお、記事ではこれ以降シェイクスピアと表記する。サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
英国の伝説的な劇作家。フルネームはウィリアム・シェイクスピア。
中世ヨーロッパ風の洒落た衣装を身に纏い、口髭と顎鬚を整えた伊達男。
物語至上主義を掲げており、手段を選ばずにでも"最高の物語"を目撃したいと考えている。
そのため当事者感覚が薄く、視点が作家的。
相手を値踏みし、平凡な人間は冷淡に扱い、逆に非凡な人物には不遜な質問を繰り返す。
基本的には物腰柔らかな紳士だが、上記の理由からやや付き合い辛い性格をしている。
"死亡フラグ"などの現代風物語的言い回しを好み、他にも「罪から出た所行は、ただ罪によってのみ強力になる」など、発言に自作の台詞を引用する癖がある。
おかげで登場シーン毎に適した台詞を必死になって探さなければならず、更に既存の翻訳をそのまま使う訳にもいかないので原文から引っ張ってそれっぽく独自訳する必要があり、描写が物凄く大変だったというのは著者である東出氏の談。
奈須きのこ曰く、「他のキャラだと1行で済むところが、3行に膨らんでしまうキャラ」。
いろいろと作者泣かせなキャラクター。
エリザベス朝時代のイギリスの劇作家、詩人(1564年-1616年)。
西洋世界を代表する作家であり、現代のあらゆる文芸作品に影響を与える。
代表作は多すぎて書ききれないが、強いて挙げるなら四大悲劇と呼ばれる『オセロー』、『マクベス』、『ハムレット』、『リア王』。
父親はストラトフォードの有力者だが、シェイクスピアが高等教育を受けたかどうかは諸説ある。
他にも経歴に7年の空白があるなど、謎が多い。
劇作家として初期は喜劇を中心に創作し、後に史劇、壮大な悲劇へとスタイルを変えていった。
当時は胡散臭い職業とされていた役者としても活動しており、権威ある人々からは中傷や冷笑を受けていたとも。
| 筋力:E | 耐久:E | 敏捷:D | 魔力:C++ | 幸運:B | 宝具:C+ |
| 陣地作成:C | 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 だが彼が作るのは工房ではなく、物語を紡ぐ"書斎"である。 |
| 道具作成:- | 道具作成スキルは、スキル『エンチャント』によって失われている。 |
| エンチャント:A | 概念付与。 他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。 基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。 彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。 |
| 自己保存:B | 自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事である限りは殆どの危機から逃れることができる。 つまり、本人は全然戦わない。 そのくせハイリスク・ハイリターンの戦術ばかりを好む。 |
キャスタークラスであるにも関わらず、「陣地作成」や「道具作成」のスキルをまともに生かすことができない。
というのも、あくまで彼自身は劇作家及び詩人であって「魔術師」ではないため。
魔力値もC++と一時的な倍化は可能だが、キャスタークラスとしては低め。
その代わり、他者を強化するスキル「エンチャント」や、マスターが無事である限り危機から逃れられる「自己保存」などの特殊なスキルを保有している。
特に「エンチャント」は人間である【マスター】を英霊たる【サーヴァント】と互角に戦わせるほどの超強化を施すものであり、基本的にサーヴァント>>>人間という能力差がある中で、それを覆せるほどの強化能力を持つこのスキルはある意味破格のものではある。
作中でもシロウ・コトミネの所持する日本刀に対してエンチャントを行い、Cランク程度の宝具に昇華させていた。
勿論、マスター自身の戦闘力に期待できなければ扱い辛いサーヴァントであることに変わりはないが。
どちらもトリッキーではあるが、運用法次第では十分有用な宝具を持つ。
小説版では『開演の時は来たれり、此処に万雷の喝采を』のみが宝具覧に記載されていたが、作中の描写から『国王一座』も所有しているものと思われる。
"赤のサーヴァント"の一騎として登場。
クラスはキャスター。マスターは現段階では不明。
至上の物語を求めており、そのためには多少の欺瞞や唆しも良しとする。
自陣のバーサーカーに敵陣の場所を教え、結果暴走させたのも彼の仕業だが、それもこれも彼が非凡な存在を心から愛しており、彼らによって紡がれる物語を垣間見たいと願う故にである。
事態を狂わすトラブルメーカーであることは、本人も認めている。
アサシンのマスターであるシロウを、同じく「マスター」と呼んでおり、彼の計画に協力している。
尤も、上記の通り自らの欲求を優先させることも多いようだが。
台詞を自作の詩から引用する点は変わっておらず、シロウが自身の作劇を存知ないと知ると肩を落とし、
書店で購入してきた自書(『シェイクスピア大全集』)を薦めていた。
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最終更新:2025/12/08(月) 16:00
最終更新:2025/12/08(月) 16:00
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