スーパー戦隊シリーズ

『スーパー戦隊シリーズ』とは、テレビ朝日系列で放送されている東映製作の特撮番組シリーズである。

真赤な概要!　スーパー戦隊シリーズとは

1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』から始まり2012年放送の『特命戦隊ゴーバスターズ』に至る長寿シリーズ。

基本の戦隊の構成人数は5人であるが、作品によっては3人等、少人数の構成であったり、後で6人目以降の追加戦士が登場する事もある（現在は定番化）。

3作目『バトルフィーバーＪ』での巨大ロボ戦が好評を得たこともあり、以降は「戦隊VS怪人」→「戦隊ロボVS巨大化怪人」のフォーマットが確立される。

基本的に作品間との繋がりは無いが、例外として『太陽戦隊サンバルカン』は『電子戦隊デンジマン』の続編であり、他にも今年度と前年度の戦隊同士が共演するオリジナルビデオ『スーパー戦隊Vシネマ』も発売されている。『劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』からは劇場公開作品に切り替わったため、『侍戦隊シンケンジャー』以降からは、劇場作品とは別の新作Vシネマが制作されるようになる。そして極めつけは、1～34作までの歴代戦隊が同じ世界観で繋がっている設定となっている第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』（ちなみに1話冒頭で34のスーパー戦隊が全員集合している）。

『五星戦隊ダイレンジャー』から『救急戦隊ゴーゴーファイブ』まで「超世紀全戦隊シリーズ」と公式で呼ばれていた時期があったが、『未来戦隊タイムレンジャー』より再び「スーパー戦隊シリーズ」の呼び名になる。

平成仮面ライダー等、他の特撮作品同様、ニコニコ動画で削除されやすいタイトルの一つ。

秘密戦隊ゴレンジャーとジャッカー電撃隊について

『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』の2作品はスーパー戦隊シリーズに含むか？という議論が存在する。

• 『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』は石森章太郎（石ノ森章太郎）原作
• 『バトルフィーバーＪ』以降のスーパー戦隊は八手三郎原作

…と、初期シリーズの原作者が異なっていた為、例を挙げると、

• 『超獣戦隊ライブマン』～『五星戦隊ダイレンジャー』までの公式設定では上記2作は歴代にカウントされていなかった
• 『高速戦隊ターボレンジャー』第1話で歴代戦隊集合をやった際に、ゴレンジャーとジャッカーの姿が無い

…等の理由により、公式でも扱いがあやふやであった。
現在では、『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』もスーパー戦隊シリーズの作品として扱われているが、逆に言えばゴレンジャーとジャッカーが省かれていたのはライブマン～ダイレンジャーの5年間だけであり、それ以前の書籍などの資料ではゴレンジャーとジャッカーは戦隊シリーズとしてカウントされていた。ただし、現在もスーパー戦隊シリーズの1作目は『バトルフィーバーＪ』である、と意見を唱えるファンも少数ながら存在している。

36レジェンド!!　歴代シリーズ一覧

番号	タイトル	トピックス
1	秘密戦隊ゴレンジャー	石森章太郎（石ノ森章太郎）原作。
2	ジャッカー電撃隊	石森章太郎（石ノ森章太郎）原作。シリーズ唯一の打ち切り。初の追加戦士が登場。
3	バトルフィーバーＪ	以降、八手三郎原作。巨大ロボが初登場。
4	電子戦隊デンジマン	巨大ロボが初変形。
5	太陽戦隊サンバルカン	初期3人戦隊。シリーズ初の動物モチーフ。シリーズ唯一の全員男メンバー戦隊。シリーズ初の合体ロボ（スーパー合体ではない）。途中でレッドが交代。
6	大戦隊ゴーグルファイブ	新体操モチーフ。ブラック初登場。
7	科学戦隊ダイナマン	放送途中から放送時間が30分から25分へ短縮される。 作中で使われた火薬量が最も多い。
8	超電子バイオマン	シリーズ初のダブルヒロイン（男三人、女二人）。メンバーのひとりが劇中で死亡。 初の女性イエロー。
9	電撃戦隊チェンジマン	2012年現在、イエローのいない最後の戦隊。
10	超新星フラッシュマン	2号ロボ初登場。シリーズ屈指の鬱END。
11	光戦隊マスクマン	敵組織の女性幹部と味方（レッド）による純愛劇
12	超獣戦隊ライブマン	初期3人戦隊。シリーズ初の、動物モチーフの巨大メカ、およびロボのスーパー合体。 こちらもシリーズ初の女性ブルー。
13	高速戦隊ターボレンジャー	メンバーが全員高校生。
14	地球戦隊ファイブマン	メンバーが全員兄弟。
15	鳥人戦隊ジェットマン	戦うトレンディドラマ。シリーズに革命をもたらしたと言われる。
16	恐竜戦隊ジュウレンジャー	シリーズ初のファンタジー戦隊＆レギュラーとなる6人め追加戦士の投入。以降の「～レンジャー」というネーミングの起点となる。シリーズ唯一のバックル変身。
17	五星戦隊ダイレンジャー	追加メンバーのキバレンジャーはシリーズ最年少。
18	忍者戦隊カクレンジャー	レッドがリーダーではない。アメコミ風作品。
19	超力戦隊オーレンジャー	20周年記念作品。
20	激走戦隊カーレンジャー	徹底的にギャグを追求した異色作。 本作より大胆な制作スタッフの世代交代が行われている
21	電磁戦隊メガレンジャー	メンバー5人が高校生。第7話より現在の放送枠に異動。放送時間も30分となる。 シリーズ初のシルバー、変身アイテムに携帯電話が登場。
22	星獣戦隊ギンガマン	2012年時点で最後の「～マン」。
23	救急戦隊ゴーゴーファイブ	メンバーが全員兄弟。シリーズ初の完全ステレオ放送。
24	未来戦隊タイムレンジャー	ミレニアム戦隊。放送中「イケメンヒーローブーム」が起こる。 色が被る追加戦士の登場。30分後の8：00から平成ライダー放送開始。
25	百獣戦隊ガオレンジャー	25作品記念作。イケメンヒーローブームの全盛期
26	忍風戦隊ハリケンジャー	初期3人戦隊。シリーズ初の「～ンジャー」ネーミング。 追加戦士シュリケンジャーの俳優は戦隊OBが演じている。
27	爆竜戦隊アバレンジャー	初期3人戦隊。追加戦士含めての全員一斉変身がVSシリーズを除いて無い。
28	特捜戦隊デカレンジャー	シリーズ初の警察モチーフ作品にして、SF大賞「星雲賞」受賞作。 番外戦士を含めると全員で10人。番組終了後のバトンタッチ開始。
29	魔法戦隊マジレンジャー	初期メンバーが兄弟。番外戦士を除き初の金色の追加戦士。
30	轟轟戦隊ボウケンジャー	30作品記念作。本作よりハイビジョン放映開始。
31	獣拳戦隊ゲキレンジャー	初期3人戦隊。現時点で最後の「～レンジャー」。
32	炎神戦隊ゴーオンジャー	女性シルバー初登場。
33	侍戦隊シンケンジャー	シリーズ初の侍モチーフ。シリーズ最多のレッド数（4人）。フィルム撮影・オールアフレコの廃止。
34	天装戦隊ゴセイジャー	シリーズ最多のロボ合体数（19体）。
35	海賊戦隊ゴーカイジャー	35作品記念作。歴代戦隊ヒーロー集結が話題を呼ぶ。現在放映中。
36	特命戦隊ゴーバスターズ	初期3人戦隊。変身アイテムが久々のブレス型。

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ニコニコ大百科に記事がある戦隊メンバー経験者（出演当時の芸名。）

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