バニル(この素晴らしい世界に祝福を!)

バニルとはライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を！」の登場人物である。

概要

魔王軍の幹部の一人で地獄の公爵にしてこの世のすべてを見通す大悪魔、通称「見通す悪魔」。ウィズの数少ない友人。
口元が開いた仮面を被り、黒いタキシードを着た大柄な人物で「見通す悪魔」の名の通り、相手の行動や思考、先の事だけではなく過去も見ることができ、見透かしたような独特の喋り方をする。
ウィズと同じく魔王城の結界の維持を魔王から頼まれてしているだけのなんちゃって幹部。

悪魔のご飯は人間が発する嫌だなと思う悪感情、そして悪魔によって味覚も違えば好みも違う。バニル本人は人間を害するつもりは無く、むしろ人間を極力傷つけないようにしている。だがバニルの好みは相手に血の涙を流させるような、人をからかい騙した時に発する悪感情。そのため見通す能力をフル活用し、人々をからかい悪感情を食している。
神の敵対者である悪魔なので女神であるアクアとは犬猿の仲。顔を合わすたびに喧嘩をし、その余波で大体ウィズが犠牲となる。
肉体は魔力で作り出した偽物、いくら傷つけても意味は無く、本体は頭に付けている仮面である。また悪魔の命は残機性のため倒したとしてもすぐに復活できる。

大きな夢を持っており、その夢を叶える為の資金を貯めるためウィズの店を手伝っている。だが折角バニルが計上した店の黒字もウィズの特技により使い潰し、赤字にされている。回避しようにも実力の拮抗するウィズ相手には見通すことができず、回避困難となっている。またアクアに関しても神気で光り輝いて眩しいため見通すことができない。

「フハハハハハハハハッ！ 汝らの悪感情、大変に美味である！」

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関連項目

• この素晴らしい世界に祝福を!
• ウィズ