ファイナルファンタジーVII 単語


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ファイナルファンタジーセブン

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FF7タイトル画面ファイナルファンタジーVII』 (FINAL FANTASY VII) とは、スクウェアが1997年1月31日にプレイステーション向けとして発売したロールプレイングゲームである。 略称はFF7、FFVII。

2009年4月10日ゲームアーカイブスでの配信が開始された。容量は1715MBで、価格は1500円とちょっと高め。内容はインターナショナル版が元になっている。

2015年6月16日、E3カンファレンスにてPS4でリメイクする事が発表された。

概要

  • スクウェアがプレイステーション向けに発表した初のソフト。
  • 天野喜孝がイメージイラストのみ担当になり、野村哲也がキャラクターデザインとなった。
  • ハードがプレイステーションに変わったことにより、フィールドと戦闘画面が3Dになった。町やダンジョンは1枚絵でポリゴンキャラが動くという形である。
  • シナリオの要所ではムービーも入る。ときにはダンジョンの1枚絵がシームレスでムービーに代わる演出も。
    • ムービーにはデフォルメの3頭身の場面と、リアルな7-8頭身の場面が混在している。
  • 戦闘システムはFFIV,V,VIでも採用したATBを搭載。
    • 装備品によりアビリティの装着可能数が決まるマテリアシステムを搭載。
    • 敵の攻撃のダメージでゲージがたまり、MAXになると必殺技が使えるリミットブレイクシステム。
  • スノーボードや陣取りゲームなどミニゲームも多く搭載。かなりやりこみできる内容である。
  • 全世界累計出荷本数1000万本以上。スクウェア・エニックス公称の「最も売れたファイナルファンタジー」である。
  • 後にインターナショナル版を発売。以後のナンバリング作品でインターナショナル版の発売が定番となる。
  • 上記の通りVI以前とVII以後で大きく変更された部分が多く、シリーズの転機となった。

メディア効果

  • ファイナルファンタジーVIIが発表されたのは、発売から約1年前の1996年1月。任天堂は、1995年末にNINTENDO64を発売する予定だったが、ソフトの品質が満足に達してなく、発売を見合わせた。FFVIIが発表されたころには、国内でセガサターンとプレイステーションが発売から1年ほどで、それぞれ200万台を販売していた。
    • プレイステーション向けということと、CD2枚組で5800円(発表当時。発売時にはCD3枚組で6800円)と前作より定価が約半額と低価格という発表に業界に衝撃が走り、その直後のカプコンの「バイオハザード」の大ヒットと、口コミレベルでの広まりもあいまって、プレイステーションの普及が一気に加速。1997年1月のFFVII発売直前には、エニックスの「ドラゴンクエスト」の続編(ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち)もPSで発売決定となる。このころには、もはやNINTENDO64が追いつけないほどに普及していた。
  • 1996年8月発売のスクウェアPS第1弾「TOBAL No.1」にFFVII体験版を収録。
  • スクウェアはFFVII発売に伴い、子会社「デジキューブ(2003年廃業)」を設立。大手コンビニチェーンにプレイステーション(のちにセガ系ハードも)ゲームソフトを販売させる体制を整える。発売数か月前からデジキューブ提携のコンビニで予約販売を実施、コンビニ予約分はすべて出荷。CDの量産の容易さも手伝い、大人気シリーズが避けては通れない発売初期の品切れを解消。初回出荷本数220万本のうち、8割がコンビニ販売分に。取り分が少なかった既存小売店に波紋。
  • 日本国内の販売本数は328万本。ベスト盤やインターナショナル版を含めると400万本強。さらなるステップに。
  • 「日本のRPGは海外に受けない」という認識を覆し、FFVIIは海外でも580万本を売り上げた、これをきっかけに他国でも日本のRPGの認知度が増した。

派生作品

FFVIIの関連作品群「COMPILATION of FINAL FANTASY VII」。

  • ビフォア クライシス -ファイナルファンタジーVII- (携帯電話)
  • ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (DVD/UMD)
    • ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート (BD)
  • ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーVII- (PS2)
    • ダージュ オブ ケルベロス ロスト エピソード -ファイナルファンタジーVII- (携帯電話)
  • クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- (PSP)

主な登場キャラクター

  • クラウド・ストライフ
    • クールで無口な美形主人公。元ソルジャーの1stクラスで、現在は「なんでも屋」。
    • 金髪のツンツン頭(チョコボ頭)、青い瞳、巨大なバスターソードがトレードマーク。
    • デートが経験なかったり、幼女への人工呼吸を戸惑ったり、しかし女装やパンツ泥棒に熱を出したりと、性に関する言動が妙に思春期っぽい。しかしナンバリングタイトルでは歴代最年長の主人公。
    • 乗り物酔いが酷い。そこら中で乗り物酔いする場面がある。
    • 本編で成長したはずなのに派生作品では本編序盤みたいなキャラ付けが多い。しかし母親との会話が登場する過去シーンでもおなじみの「興味ないね」が登場するので性格自体はもともとクールで無口だったのではないだろうかとも考えられる。
  • バレット・ウォーレス
    • 失った右腕に義手代わりの銃を取り付けた、身長2メートル近い巨体の黒人。
    • アバランチのリーダー。神羅に家族や故郷を奪われており、その復讐心から、テロ活動を行なっている。
    • 作中屈指の名台詞「オレたちの乗った列車は途中下車できない」の生みの親。
    • かなりの熱血漢で、自分とは真逆のクラウドとは当初ウマが合わなかった。しかし(プレイヤー次第で)中盤には二人でデートを行うほどの仲までハッテンする。誰得。
    • 右腕は銃やチェーンソー、グローブ等に換装出来、ゲーム中ではそれにより「遠距離攻撃」「近距離攻撃」が区別される。しかしリミット技は武器に関係なく発動可能。最近はロボットアームに変形するギミックまで付加されている。
    • 娘のマリンを溺愛する親バカ。そのためにクラウドがマリン狙いだというロリコン疑惑をかけたりもする。
  • ティファ・ロックハート
    • すりつぶされたいメインヒロインその1。
    • 表の顔はミッドガル7番街スラムのバー「セブンスヘブン」の看板娘、裏の顔はアバランチのメンバーの一人で、ある事件を機に神羅を憎むようになりバレット達と共にレジスタンス活動を行っていた。
    • パッと見明るく活発的だが実は控えめな性格
    • 当初のヒロインはエアリスのみだったが、野村哲也の案でティファが登場することとなった。
    • クラウドとは幼馴染だが、彼との記憶の食い違いや性格の変化に戸惑っている。
    • ザンガン流格闘術の使い手で、ジェノバだろうがウェポンだろうが巨大ロボットだろうがお構いなく、終始徒手空拳で闘う。
    • 作品3D化、キャラクターデザインの変更による恩恵を受けてか、シリーズで初めて明確な巨乳キャラとして設定された。彼女のスカートの中身についての言及も、3D化による所が多いだろう。神羅の本社ビルを登る際は、ぜひ非常階段から!
  • エアリス・ゲインズブール
    • ねじり切られたいメインヒロインその2。星の力を司る古代種の末裔である為、神羅に付け狙われている。
    • 何でも屋クラウドに「デート1回」の報酬でボディーガードを依頼し、以後行動を共にすることになる。
    • 天真爛漫で好きな人には積極的だが、幼少期に両親を亡くすという辛い体験を持っている。
    • 職業は花売り。ミッドガルでは咲かないとされる花をエアリスは庭や教会で育てている。
    • ロッドを武器とし、リミット技も回復・補助系の、いわゆる白魔道士ポジション。
    • 彼女の結末は、人々に衝撃を与えた。サガフロはエアリスファンの必携アイテム。
  • レッドXIII
    • 珍しい四本足の獣キャラ。イヌ科とネコ科のような見た目。
    • 獣ながら全身に刺青をし、髪飾りでテンション(というか攻撃力)が上がるオシャレさん。
    • 検体の13番で赤毛だからレッドXIII。本名ナナキ。
    • 背伸びしたい年頃(48歳)で中二病を発症している。ストーリーが進むにつれ、その化けの皮は剥がれていく。人間でいえば16歳くらいらしいが、中盤以降は逆に幼児退行したかのような言動になる。
    • COMPILATION of FINAL FANTASY VIIシリーズでは殆ど出番がなく、ACでは戦闘シーンがあったものの、殆どセリフを発しない等、本編以降は妙に冷遇されている。ギャラの高そうな俳優をキャストに起用するから・・・。
  • ユフィ・キサラギ
    • 隠しキャラクターその1。シュシュシュ!
    • ウータイ出身の忍びの末裔。年齢16歳で、ルーズソックスを履いているあたりが時代を感じる。
    • 自称マテリアハンター。実態はFF6のトレジャーハンターと同じようなもので、マテリアどころか他人の金も平然と盗む。クラウド達の所有するマテリアを狙って、半ば強引にパーティに加わる。
    • しかし実際には自身の故郷の復興のためにマテリアを集めており、故郷に誇りを持っている。
    • 仲間にしなくてもクリア可能なキャラで、ムービーにも登場しないが、デートイベントやらなんやらで、やたら人気は高い。その影響からか、同じような境遇のヴィンセントと共にエアガイツに参戦したり、「ヴィンセンとー!」と叫んだりしている。
    • リメイクの要望で「ユフィとヴィンセントをムービーに入れて欲しい」との声がネット上では非常に多い。
  • ケット・シー
    • デブモーグリのぬいぐるみの上に乗った、猫型占いロボット。関西弁。
    • 色物の雰囲気を漂わせているが、中の人はいたって真面目である。アバランチのテロ活動を糾弾するシーンは必見。
    • メガホンを使ってデブモーグリに攻撃させる為、メガホンの性能が良いほど攻撃力が増す。
    • リミット技はセッツァーの技を引き継いだ、ギャンブル性の高いものになっている。また他のキャラクターと違い、究極リミット技が存在しない。
    • DCではプレイヤーキャラとして操作可能な場面も。「私が死んでも代わりはいるもの」
  • ヴィンセント・ヴァレンタイン
    • 隠しキャラクターその2。元タークスのガンマン。
    • 改造人間で、様々な怪物に変身出来る。その上、手を使わずに棺桶を開け閉めしたり、空中浮遊したりと、変身前でも人外の動きをする。
    • 宝条の人体実験を止められ無かった事への贖罪から、何故か二十数年間爆睡。外が燃えようがお構いなし。
    • ストーリーの根幹に関わる重要人物であるにも関わらず、FF7本編での扱いは不遇だった。その反動からか、主人公となったDCでトンデモないチート能力を与えられたり、エアガイツに参戦してフィギュア化されたり、某アンリミテッドのガンマンのモデルになったりしている。
    • 改造の影響からか外見は若いが、実年齢は50代。長く引きこもっていたという事もあり、文明の利器を使いこなせない。
  • シド・ハイウインド
    • シリーズ恒例のシド。今回はハイウインド姓の通り、槍使い・驚異的なジャンプ力を誇る、竜騎士的なポジションでもある。もちろん、飛空艇にも深く関わってくる。
    • 神羅の宇宙飛行士だったが、ロケット発射の失敗。夢やぶれて燻っていた所にクラウドが現れ、何故か付いていくことになる。
    • 職人気質、無精髭、ほうれい線、タバコ、クラウド不在時のリーダーシップと、頼れるおっさん属性を大量に持つが、これでも32歳。バレットより年下で、ヴィンセントの外見年齢より5歳上なだけだったりする。
  • ザックス・フェア
    • クラウドの友人でコンパチ。サイヤ人みたいな髪型が特徴。存在自体がネタバレ。
  • セフィロス
    • かつては伝説のソルジャーと呼ばれる英雄だった。
    • クラウドがソルジャーを目指すきっかけとなった人。
    • マザコン。物干し竿みたいな刀を扱う。でかいイカになる。
    • 予想されるフルネームがとてもダサい。

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関連項目

  • ファイナルファンタジー
  • スクウェア
  • ファイナルファンタジーの関連項目一覧
  • 見習いパイロット(LV14・
  • タークス
  • エアリスのテーマ
  • 片翼の天使
  • 神の誕生
  • 完全なるジェノヴァ
  • 最期の日
  • 更に闘う者達
  • J-E-N-O-V-A
  • 闘う者達
  • ルーファウス歓迎式典
  • 超究武神覇斬
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